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07福島県

エコツーリズム・シンポジウム

 環境省は、「平成20年度自然公園ふれあい全国大会 エコツーリズム・シンポジウム」を平成20年8月31日に開催すると発表。
 今回のシンポジウムのテーマは、平成19年8月30日に、全国で29番目の国立公園として尾瀬国立公園が指定されたことを受け、「尾瀬でエコツーリズムを考える」としている。
 尾瀬に造詣の深い登山家の田部井淳子さんによる「世界に誇れる尾瀬の美しさ」、写真家の白旗史郎さんによる「かつての尾瀬、そして昨今の尾瀬」と題した2本の基調講演や、尾瀬に縁の深いパネラーを迎えてのパネルディスカッションなどが予定されている。【環境省】

○開催概要
・開催日時:平成20年8月31日(日)13:00~15:30
・開催場所:尾瀬の郷交流センター(福島県南会津郡檜枝岐村)
・テーマ:「尾瀬でエコツーリズムを考える」-静かな時期の尾瀬をガイドと楽しむ-
・主催:環境省
・入場料:無料
・定員:200名(※定員になり次第締切)
・募集期間:8月22日(金)まで

○問い合わせ先
 環境省関東地方環境事務所国立公園・保全整備課
 エコツーリズム・シンポジウム係
 TEL:048-600-0816
 FAX:048-600-0517
 E-mail:REO-KANTO@env.go.jp

※申し込み方法は、環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/nature/ecotourism-sympo/eco_entry.html)を参照。

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兵庫県南あわじ市など、4市町村のバイオマスタウン構想

 農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、4市町村の取組み内容を平成19年7月31日付けで公表した。
 「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
 応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
 今回の公表は20回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、福島県会津美里町、福島県大玉(おおたま)村、愛知県豊橋市、兵庫県南あわじ市。
 このうち、兵庫県南あわじ市の構想は、全国ブランド「淡路玉葱」の収穫、出荷、加工時に発生する残渣を炭化・肥料化して農地へ還元するもの。
 なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は101となった。

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福岡県立花町など、7市町のバイオマスタウン構想を公表

 農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、7市町の取組み内容を平成19年4月26日付けで公表した。
 「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
 応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
 今回の公表は19回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、富山県富山市、広島県北広島町、徳島県那賀町、愛媛県四国中央市、愛媛県内子町、福岡県立花町、鹿児島県曽於(そお)市。
 このうち、福岡県立花町の構想は、同町の竹林面積が全国の町村中1位で、国内有数の筍の産地であるという特性を活かして、竹材を中心としたバイオマス資源を、堆肥・液肥・竹炭・竹酢液の原料としたり、チップ化してボイラー燃料に有効活用したりすることによって、地域産業の振興をめざすもの。
 なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は97となった。

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地球温暖化・環境問題:19年のさくら開花予想、第5報を公表

 気象庁は2007年4月4日、「東北地方の19年のさくら(ソメイヨシノ)の開花時期が、平年(注1)より早い地点が多い見込み」という07年さくら開花予想第5報を発表した。

 桜の開花は気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなる。東北地方の2月からこれまでの気温は、3月中旬を除いて平年よりかなり高く推移していることから、さくらの開花が平年より早まると予想されたもの。

 東北地方の10地点の開花日をそれぞれ予想した内容では、平年より3日以上早い開花とされた地域が、うち5地点にのぼっていた。

 なお、この予想が発表されたのと同じ4月4日に、全国のさくら開花状況も発表された。発表はこの日までに開花が確認された地域が、南は種子島(鹿児島県)から北は福島(福島県)まで52地点とされている(注2)。

(注1)1971年から00年までの30年間の累年平均値。さくらの開花予想では、平年値との差が2日以内の場合に「平年並み」、平年値より3日以上早い(遅い)場合に、「早い(遅い)」、平年値より7日以上早い(遅い)場合に「かなり早い(遅い)」と表現する。
(注2)これ以外に、1月から2月にかけて、沖縄県の5地点と鹿児島県・名瀬でヒカンザクラの開花が報告されている。【気象庁】

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地球温暖化・環境問題:「クマ類出没対応マニュアル-クマが山から下りてくる-」

 ツキノワグマが2006年度に人里に大量出没したことを受けて、環境省が設置した「クマ類の出没に係る対応のあり方緊急調査専門家会合」は07年3月30日までに、「クマ類出没対応マニュアル-クマが山から下りてくる-」をとりまとめ、公表した。

 この専門家会合は、06年にツキノワグマが人里に出没した福島県、長野県、富山県での出没要因調査の実施と、クマが出没した場合の対応マニュアル策定を目的として設置された会合で、06年11月には、クマ類の生息地周辺住民や地方公共団体の鳥獣行政担当者に注意してもらいたい事項をまとめた「クマ類出没対応マニュアル(暫定版)」も策定している。

 今回まとまった「クマ類出没対応マニュアル-クマが山から下りてくる-」は、クマ類の人里への出没の背景に、中山間地域の自然・社会環境の変化などがあることを踏まえながら、「クマの出没を減らす」、「クマによる被害を減らす」、「クマの出没を減らすことで有害捕獲数を減らす」ことを目的として、地方公共団体の鳥獣行政担当者と周辺住民に向けそれぞれ、クマ類の出没への備えと対策を示したもの。

 鳥獣行政担当者向けには、「1. 出没を防ぐ」、「2. 出没を予測する」、「3. 出没への対処」、「4. 出没の教訓を活かす」、「5. 長期的対応」の5項目に分けて、クマ類の出没への対処事項を説明したほか、住民向けには、クマ類による被害を減らすため知ってもらいたい事項として、「クマ類の生態」、「人身被害防止措置(山や人里での遭遇回避措置・遭遇した場合の被害最小限化措置)」、「出没防止措置」を紹介している。

 また、資料編として、クマ対策に役立つ地方自治体のウェブページ一覧、都道府県に対するヒグマとツキノワグマの保護管理への取組みに関するアンケート調査のまとめ、都道府県別クマ類捕獲数の推移、都道府県別人身被害の推移も掲載している。【環境省】

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