01地球温暖化の原因による異変
地球温暖化の原因でヒマラヤの氷河消失報告書は誤り
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2007年の第4次報告書で「地球温暖化の原因でヒマラヤの氷河が2035年までに解けてなくなる可能性が非常に高い」とした記述は科学的根拠がなく誤りだったと陳謝する声明を発表した。地球温暖化の原因に関して世界中の科学者が協力して作成した国連の気候変動に関する政府間パネル報告書は信頼性が高く、IPCCはアル・ゴア元アメリカ副大統領と共に2007年にノーベル平和賞を受賞した。しかし、この声明の発表を受けて地球温暖化の原因懐疑派は「報告書の信頼は揺らいだ」と攻勢を強めている。欧米の気象学者らが独自に発表した分析によると、国連の気候変動に関する政府間パネル報告書は問題の部分を世界自然保護基金(WWF)のリポートから引用していた。このWWFはイギリスの一般市民向けの科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」が1999年に掲載したインド人研究者についての記事を引用していたが、この研究者の論文は未公表で、氷河消失の時期も予想していなかったという。「2035年」という時期は、別の文献の「2350年」を写し間違えた可能性があるという非常にお粗末な結果を呈している。地球温暖化の原因に係る氷河消失の分析は「査読を経た論文を基礎に置くという科学の基本を守れば回避できた間違い」でかなりお粗末な内容だと指摘している。
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COP15の地球温暖化の原因防止対策で途上国と新興国が対立
デンマークのコペンハーゲンにおいて国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が始まった。その会議の中で、地球温暖化の原因による海面上昇の被害を受けている島嶼国は9日、京都議定書に続く新たな地球温暖化の原因防止対策に係る議定書案の交渉を進めるよう要求した。これに対し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出抑制義務が課されることを警戒する中国やインドが反対を表明した。地球温暖化の原因による被害を受けやすい開発途上国と、経済発展に伴い温室効果ガスの排出量が増加している新興国との間の意見対立が表面化したかたちとなった。南太平洋の島国であるツバルは島嶼国を代表して、地球温暖化の原因による被害に苦しむ国への支援拡充を柱とする「コペンハーゲン議定書」を提案している。地球温暖化の原因となる大気中の温室効果ガス濃度を二酸化炭素(CO2)換算で350ppm以下に抑えるよう主張し、世界の中でも最も厳しい態度で地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減に取り組むよう各国に求めている。ツバルは9日の本会議で、地球温暖化の原因防止対策に係る新議定書案を交渉するための会議の場をつくるよう提案した。これに対し、中国やインド、サウジアラビアは「地球温暖化の原因防止対策に関しては京都議定書で十分だ」として会議設置案を拒否している。一方で、ソロモン諸島やクック諸島、セネガル、ケニアなどが地球温暖化の原因防止対策に係る新議定書案の策定に相次いで賛意を示し、途上国側であっても意見が二つに分かれる格好となった。国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議については、当初、先進国と途上国との意見対立が予想されていたが、途上国内の対立も見られるようになった。
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聞こえませんか 地球温暖化による地球の叫び
上昇する気温 温かくなる海水 解けてゆく氷河 上昇する海面
頻発する森林火災 長引く異常干ばつ 縮小する湖 枯れる渓流
増える降水量 早まる春の訪れ 長引く真夏日 緩む冬の寒さ
白化が進むサンゴ礁 侵食が進む海岸線 海に沈んでしまう島
早く咲きたがる花 移り変わる動物の生息地 時期を忘れた渡り鳥
・・・・・私たちの地球は・・・・・これから・・・・・地球温暖化で・・・・・
守りませんか 地球環境
現代は、度重なる集中豪雨の発生や台風の上陸、真夏日の連続記録の更新など日本列島はもちろんのこと、世界的に見ても異常な気象状況が続いています。
これらは、地球温暖化が原因だと考えられていますが、未来の子供たちや動植物のためにも、確実に、この美しい住み心地のよい地球環境を引き継いでいきたいものです。
そのためには、とても小さな一歩かもしれませんが、今を生きている私たち一人一人が環境にやさしい取り組みを進めることが必要です。
温室効果ガスのうち、その75%もの大きな割合を占めているのは水蒸気ですが、人為的に排出されているガスのうち、大きく増加し続けているのは、二酸化炭素です。中でも石炭や石油といった化石資源を燃焼させる時に発生するCO2が大きな問題となっています。
現在、「地球環境の保全に寄与するもの」として数多くの商品が販売されていますが、中には、
二酸化炭素排出量を増大させるなど、全く逆行するものが存在しているのも事実です。
エコワンネットでは、巷にあふれる家庭用エコ商品が、果たして実際に地球温暖化の防止に役立っているのか、あるいは、地球環境に良いのかといったことを検証しながら、本当に地球環境にやさしい生活とは何なのかを皆様と一緒に考えていきたいと思っております。
地球温暖化の影響で棲家を変える動植物
動物や植物は、それぞれ自らの生態に適した地域に生息していますが、地球温暖化が進んでいくと北半球では、さらに北又は高地に移動しなければ生きていくことできなくなります。
樹木が種子を飛ばして分布を広げる速度は、40m/年から最高でも約2km/年といわれており、温暖化によって1.5~5.5km/年で移動する気候帯にはとても追いつくことができません。また、高山植物なども、地球温暖化の影響で下から徐々に生息域を高めてくる植物との生存競争を強いられています。
地球温暖化の影響が南極でも
地球温暖化は、自力で動ける動物にとっても、山岳や海峡などの地形や、都市や道路などの人工物が移動の障壁となります。このため、分布限界に位置する種や高山などに孤立して存在する種などは、行き場を失い絶滅するおそれがあります。
南極圏外の島々では、海とコロニーの間を行き来してオキアミを運ぶアデリーペンギンが生息していますが、この30年間で、つがいが3万2千組から1万1千組に急減し、以前の3分の1までになりました。地球温暖化の影響で、このアデリーペンギンが減る代わりに、本来であればもっと温暖な気候である亜南極地帯に住むジェンツーペンギンがどんどん増えつつあります。(NATIONAL GEOGRAPHIC 2004.9)
地球温暖化の影響が日本でも
地球温暖化の影響は、日本においても、亜熱帯性のチョウやセミなどの昆虫の生息地域が日本列島を少しずつ北上しており、分布地図に大きな変化が起きています。昆虫のなかでも、チョウは愛好家が多く、飛行距離が長いことから、分布の変化を指摘する報告が全国的に相次いでいますが、研究者の間で早くから分布の北上を指摘されているのが、ナガサキアゲハです。また、クマゼミの生息地域も北上しており、そのほか数多くの亜熱帯性の生物の北上が報告されています。
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地球温暖化の影響で海に沈む国・島
モルディブ共和国(Republic of Maldives)はインドの最南端の東にあるスリランカから南西に進んだ、赤道付近にある小さな島々です。
私たちが訪れたのは、1984年の11月のことでした。空から見たモルディブは、まさに、エメラルドグリーンの海のキャンパスの上に、いくつも浮かぶ美しい貝殻。この国は、首都だけの島、空港の滑走路だけの島、一周するのに30分もかからないリゾート専用の島など小さな約1,200の島で成り立っていて、面積は 298km2(佐渡島の約0.35倍)、 人口 27万人(2000年)、そして、標高は2m以下です。
降り立った滑走路の横は、すぐ波打ち際で、空港の施設には各リゾートの島へ向かう小さな船が横付けされています。その船に乗り、宿泊地の島に到着すると、こじんまりとした自然を生かしたコテージが並んでいて、お客はほとんどがヨーロッパからの長期バカンスの人たち。日本人はダイビングかトローリングが趣味の数少ない限られた人だけでした。
海に出ると、砂浜は真っ白に近いパウダーのようで、同じ隆起珊瑚でできた島なのに、星砂や太陽の砂でできている沖縄の西表島のベージュがかった砂との違いに驚きました。海の中に腰まで入り、朝食で出されたパンの残りを放り投げると、もう、それこそ前が見えないぐらい熱帯魚が寄ってきます。おまけに、サメも波打ち際まで寄ってくるので少し恐い思いもしましたが。
このような美しい島が、今、海の中に沈もうとしています。
1987年モルディブの首都マレ島を襲った高潮の被害は、島の三分の一が浸水するほど大きなものでした。その後、日本の無償援助(ODA)で島の周囲約6.8kmを囲う護岸工事が施され、海面から約三メートルの高さまで積み上げた消波ブロックは計4万個にまでもなり、景観は壊れてしまいましたが、安全のためには仕方がないところです。しかし、他の島は、ほとんど自然の地形のままで、標高はせいぜい1メートルまでのところが大半です。
現在、水面の上昇で海水の圧力が高くなり、地下水に海水が混ったことから、一部の島では、既に地下水が飲料水としては使えなくなりました。また、海岸の浸食もひどくなり、ヤシの木が倒れたり、失われた砂浜を回復させるために大型機械で修復作業がなされている島もあります。
地球温暖化の影響が他の国でも
同じような海に沈む島の現象が、南太平洋にあるツバルでも起こっています。ツバル政府はオーストラリアとニュージーランドに国民の受け入れを要請しましたが、オーストラリアは受け入れを拒否し、ニュージーランドは移民政策として年間75人だけ受け入れることを認めました。ちなみに、オーストラリアはアメリカに続いて京都議定書から離脱した国です。
また、島ではありませんが、バングラデッシュのベンガル湾では、稲作で生計を立てている人々の稲田に、これまでにはなかった潮が満ちてきており、田んぼが海に沈みつつあり、彼ら彼女らはなすすべがない状況です。
このような現実を見るにつけ、世界中では1億人以上の人々が海抜1m以下の低地で暮らしているという現実を考えると、これからの私たちの行動につなげていく必要があるのではないかと考えてしまいます。
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地球温暖化の影響で消え去る氷河
19世紀半ばまでは、スイスの中央アルプスの渓谷には、ウンターアール氷河がどっしりと流れ込んできていました。しかし、その後、気温が上昇するにつれ、どんどんと標高の高いところへと後退し、現在では2km以上も消滅してしまい、かつて氷河があったところは、侵食された黒い崖が寂しそうにその素肌を現しています。
また、アメリカのモンタナ州グレイシャー国立公園では、1910年には推定150の氷河がありましたが、現在では30足らずに減少し、しかも、その大半は面積が3分の2ほどに縮小しています。その中で今でも残る氷河の一つ、スベリー氷河は3分の1以下に減少しています。本来なら何十万年もかけて徐々に進行する変化が、わずか何十年という短い時間で起きており、近いうちに、グレイシャー(氷河)国立公園は、名ばかりになるのではないかと心配されています。
同じくアメリカのアラスカ州デナリ国立公園のバックスキン氷河も消えつつあり、毎年、推定940億立方メートルの水が海に流れ出していて、これは地球上で最大の規模の融解といわれています。
これ以外にも、アフリカの赤道直下のキリマンジャロの万年雪は80%以上が解け、インドのガルワル・ヒマラヤ氷河も急速に後退しており、南米ペルーのケルカヤ氷冠では毎年200m近く後退しているところもあるなど、世界各地の氷河で異変が起きています。
高緯度地域においても、グリーンランドの氷床が融解を始めているほか、北極圏では1年を通じて氷が浮かんでいる海域が、10年で9%の割合で狭くなってきています。また、2002年には、南極の3,240平方キロメートルもあるラルセン棚氷が大崩壊し、氷河をせき止めるダムの役目をしていた棚氷の崩壊は今後どのような影響が出るのかが心配されています。(NATIONAL GEOGRAPHIC 2004.9)
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