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地球温暖化のメカニズム
COP15の地球温暖化の原因防止対策で途上国と新興国が対立
デンマークのコペンハーゲンにおいて国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が始まった。その会議の中で、地球温暖化の原因による海面上昇の被害を受けている島嶼国は9日、京都議定書に続く新たな地球温暖化の原因防止対策に係る議定書案の交渉を進めるよう要求した。これに対し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出抑制義務が課されることを警戒する中国やインドが反対を表明した。地球温暖化の原因による被害を受けやすい開発途上国と、経済発展に伴い温室効果ガスの排出量が増加している新興国との間の意見対立が表面化したかたちとなった。南太平洋の島国であるツバルは島嶼国を代表して、地球温暖化の原因による被害に苦しむ国への支援拡充を柱とする「コペンハーゲン議定書」を提案している。地球温暖化の原因となる大気中の温室効果ガス濃度を二酸化炭素(CO2)換算で350ppm以下に抑えるよう主張し、世界の中でも最も厳しい態度で地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減に取り組むよう各国に求めている。ツバルは9日の本会議で、地球温暖化の原因防止対策に係る新議定書案を交渉するための会議の場をつくるよう提案した。これに対し、中国やインド、サウジアラビアは「地球温暖化の原因防止対策に関しては京都議定書で十分だ」として会議設置案を拒否している。一方で、ソロモン諸島やクック諸島、セネガル、ケニアなどが地球温暖化の原因防止対策に係る新議定書案の策定に相次いで賛意を示し、途上国側であっても意見が二つに分かれる格好となった。国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議については、当初、先進国と途上国との意見対立が予想されていたが、途上国内の対立も見られるようになった。
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