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03岩手県

岩手県奥州市が地球温暖化の原因対策として木質バイオマスガス事業

 岩手県奥州市では、これまでは廃棄物となっていた木質チップ廃食油を燃料にし、地球温暖化の原因対策ともなる「木質バイオマスガス化コジェネレーション(電気・熱供給)施設」が、奥州市衣川区において稼働し始めた。この施設から隣の黒滝温泉に電気と熱が供給され、奥州市の地球温暖化の原因対策事業としてのバイオマス活用事業に弾みがつくと関係者は期待しているという。これは、合併前の岩手県旧衣川村が1999年、森林資源を活用したエネルギーの自給と黒滝温泉の地球温暖化の原因対策を目的に、バイオマス活用事業を始めた。その後、地方自治体の合併を経て、岩手県奥州市となってからも、地球温暖化の原因対策として廃食油(バイオディーゼル燃料)の回収と公用車のバイオ燃料利用を進めてきた。さらに、地球温暖化の原因対策を一層推進していくため、不要となっていた山の間伐材や残材、廃食油を有効活用して、化石燃料である電気や灯油の一部を代替し、黒滝温泉の地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減を目指す取組みを始めていた。今年の3月から奥州市が工事を進めてきた地球温暖化の原因対策に寄与する新施設は、木質チップを加熱してガス化し、そのガスとバイオディーゼル燃料を燃焼しながら電気と熱を送るシステムになっている。これは、奥州市の黒滝温泉の使用電力の約4割、灯油の約2割を賄う計算になり、年間で91tの地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減になるという。この日の火入れ式で、小沢昌記奥州市長は「温泉につかりながら、木質チップとバイオ燃料を使うことによって、地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減するこの施設のことを考えていただけるとありがたい」と話していた。




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