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44大分県

大分県日田市では生ごみのバイオマス利用で地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)削減

 大分県日田市では、生ごみのバイオマス発電利用地球温暖化の原因温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量を削減することによって「環境都市日本一」を目指す取組を行っている。具体的には、日田市内全世帯及び全事業所から排出される生ゴミを分別収集して資源化し、日田市営発電所「バイオマス資源化センター」で電気を発電している。生ごみは一般廃棄物として取り扱われ、これまでは焼却・埋立を主体とした日田市のごみ政策や畜産業に起因した環境問題も大きな転換期となっており、地球温暖化の原因防止対策にも寄与するバイオマス利用による循環型社会の構築を図っている。また、大分県日田市では、未来を担う子供たちが環境問題の大切さを理解するため、児童・生徒のほか教職員も一体となって「環境に良い日田市の学校づくり」に取り組めるように、平成12年度に「日田市学校版環境ISO認定制度」を日田市独自に創設しており、現在では、日田市内の小中学校42校の全てがこの制度にに基づいて認定を受け、積極的に地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減問題を始めとする環境問題に係る環境教育を各学校で実施している。昨年、日田市は市町村合併したが、合併後2年ほどで、新たに加わった町村全ての小中学校も日田市の定めたISO認定を受け、地球温暖化の原因防止問題を始めとする環境問題に取り組んでいる。バイオマス発電や小中学校における地球温暖化の原因防止問題を始めとする環境教育を実践している事例は全国的にも数多くあるが、大分県日田市のように、全世帯・全事業所・全小中学校という規模で地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減問題を始めとする環境問題に取り組んでいる事例はそう多くはない。今や地球温暖化の原因防止への取組は、日田市民一人一人から「地域」へと広がりをもった展開へと移行していかなくてはいけない時期にさしかかっている時期だといえる。そうした意味においても、この大分県日田市の取り組みは、私たちが今後の活動を考える上で、国内の地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減問題を始めとする環境問題への取組みのモデルとなる事例だといえる。




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