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43熊本県

熊本県水俣市では地域丸ごとISOで地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)削減

 熊本県水俣市は、地球温暖化の原因温室効果ガス二酸化炭素(CO2)排出量削減環境問題に対応していくため、1999年に熊本県内では初となる全国では6番目の環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得した。これを実行するため、数多くわたる項目のプログラムを構築して実行してきた。その結果、水俣市の地域イメージの向上、環境モデル都市づくりに向けた水俣市民の啓発、水俣市職員の環境意識の高まり、省エネルギーの推進と経費節減、もちろん地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減といった効果が現れた。しかし、水俣市にあって、水俣市役所だけの取り組みによる地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減効果は大きなものではなく、狙いとしては、ISO14001に基づいた水俣市の地域で生活する全ての水俣市民に、地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減といった環境問題配慮型のライフスタイルを確立してもらうことにある。そこで、水俣市では、水俣市のオリジナルの地球温暖化の原因防止活動でもある家庭版、お店版、学校版、幼稚園版、旅館版といった独自のISOを創設し、PDCAサイクルを繰り返しながら、実践活動を展開している。これは、自己宣言方式による地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減活動にも対応できるISO14001の認証制度の採用、家庭版・お店版・学校版・旅館版といった独自のISOを次々に創設し、水俣市地域全体で地球温暖化の原因防止対策と環境保全に向けた実践活動を展開するという独自性に富んだ他に類を見ない取り組みであるといえる。これは、単に、水俣市地域をあげた環境問題や地球温暖化の原因防止活動への取り組みだけにとどまらず、過去の水俣病問題で生じた市民間の相互不信や地域経済等の閉塞感による市民の活力低下をクリアーし、水俣市民間の相互信頼の回復や活気と自信に満ちた市民生活を蘇らせた。こうした水俣市のISO14001への取り組みが水俣市民レベルでの活動へと広がっていき、今後も新たな地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減の取組や各方面への展開に結びついていくことが期待されている。




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