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24三重県

三重県松阪市が地球温暖化の原因対策として緑のカーテンの苗を無料配布

 ゴーヤとアサガオで「緑のカーテン」を建物の横に作ると、室温の上昇を防ぐことができ、省エネルギーになるとともに、ひいては地球温暖化の原因防止対策に繋がる取組みだといえる。三重県松阪市では、建物を植物で覆い、室温の上昇を抑える「緑のカーテン」を自宅で施して、地球温暖化の原因防止に一役買ってもらおうと、松阪市は沖縄県の特産野菜ゴーヤとアサガオの苗の計約1700株を松阪市民らに無料配布した。「緑のカーテン」は、日差しを遮るだけでなく、水分を含んだ葉に日光が当たると水蒸気が排出され、周囲の熱を奪う蒸散作用の仕組みを利用した省エネルギー方法として、全国各地で取組みが広がっている。緑のカーテンにゴーヤやアサガオを使う場合には、つるをツタのように格子や網などに絡ませて壁を覆わせる方法を取る。この緑のカーテンの取組みは、松阪市柿木原町の農業・浅沼順子さんが育ててきた苗を「地球温暖化の原因である温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を減らす一助になれば」と、昨年から松阪市を通じて希望者に無料配布しているものである。今年は室生配布用にゴーヤ約800株とアサガオ約900株の苗を用意した。無料配布は市嬉野、飯南、飯高、三雲の松阪市の各地域振興局と松阪市外五曲町の「鈴の森公園」の計5か所で行われ、1人6株(各3株)まで受け取ることができ、苗を受け取った市民は早速持ち帰って緑のカーテンを作ると話していた。




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