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03岩手県

岩手県議会が地球温暖化の原因対策として県会クールビズ

 岩手県議会の議会運営委員会は、この6月定例会から、地球温暖化の原因対策の観点を踏まえて、岩手県議の「クールビズ」での出席を一部許容することを決めたと発表した。ただし、この許可は、委員会室に限られたものとなっており、本会議場では従来通り、上着とネクタイの着用を義務とした。クールビズは、地球温暖化の原因防止の観点から、冷房を弱める代わりにノーネクタイなどの軽装にするのが本来の意味だが、この日は、地球温暖化の原因防止と冷房に関する議論は出なかったという。岩手県県議会事務局によると、これまで、県議会の本会議場、委員会室とも室温の設定は原則28度となっていたが、これまで県議から暑いとの指摘の声が出れば、温度を下げ涼しくして対応してきた。22日からは、委員会室を28度に設定する方針だという。岩手県庁内では2005年から、夏場の冷房の設定温度を高めに設定し、ノーネクタイなどの軽装で過ごすクールビズが導入されているが、岩手県議会は「議会の品位」を理由に導入を見送ってきたという経緯がある。この日の岩手県議会運営委員会では、地球温暖化の原因防止の観点から、委員会室でのクールビズ容認論が大勢を占めたが、一部からは消極的な意見も出たという。




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