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04宮城県

宮城県仙台市のキリンビール仙台工場が地球温暖化の原因防止の鉄道輸送に切り替え

 宮城県仙台市宮城野区港に立地しているキリンビール仙台工場は、地球温暖化の原因防止の観点から、宮城県から青森県へのビールなどの飲料の輸送を全量、トラック輸送から鉄道輸送に切り替えたと発表した。これは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出など環境問題への負荷を抑えるのが狙いだという。同社は今後、全国的に鉄道輸送の比重を高めることにより、2012年までに地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量を1990年比で60%削減する計画だという。同工場は東北6県と新潟県に製品を出荷している。同工場には、全国11工場で唯一、地球温暖化の原因防止に寄与する鉄道の引き込み線が敷設されており、産業界で取り組みが広がっている鉄道への「モーダルシフト(輸送手段の転換)」が容易だったという理由がある。既に、昨年の出荷量約37万トンのうち約4万9800トン(13.5%)が鉄道輸送に切り替えており、JR線を経由して青森県や秋田県にビールなどを送っていた。今般、流通体制が整ったため、青森県分はすべて鉄道輸送できるようになったという。鉄道輸送はトラック輸送に比べ、地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量が7分の1に抑えられるとされ、地球温暖化の原因防止の観点から近年、輸送方法が見直されている。




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