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28兵庫県
地球温暖化の原因防止に期待が高まる明石海峡での潮流発電実験
二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しないことから、地球温暖化の原因防止に期待が高まるのが、無尽蔵のエネルギーを蓄えているともいえる潮流発電だ。巨大プロペラを潮流で回して発電する実験が今月末にも瀬戸内海の兵庫県の明石海峡で始まるという。化石燃料を使わない潮流発電の機器は地球温暖化の原因防止に寄与するものであり、兵庫県三木市のノヴァエネルギー社が韓国企業と協力し製作したもので、兵庫県淡路市の育波漁港で装置の組み立てをほぼ終えた。完成した海流発電装置のプロペラ(兵庫県淡路市)は、長さ6メートル、直径3メートルのプロペラであり、その形状は海の藻や漂流物が絡まないようマグロに似せた流線形となっており、平均3ノットの潮流で20KWの発電を目指すという。明石海峡での潮流発電実験では、淡路市岩屋沖に停泊させた漁船の両舷から2基を発電機につないで水中に沈めることになる。地球温暖化の原因防止に寄与するこのプロジェクトは、「淡路まぐろプロジェクト」と名付けられ、環境省による今年度の地球温暖化の原因対策技術開発の委託事業にも選ばれたものである。将来的には本州と淡路島をつないでいる明石海峡大橋を彩るイルミネーションの300KW分を発電するのが目標だという。同社は「実験の成果を示し、国に地球温暖化の原因防止に寄与する新エネルギーとして位置付けてもらいたい」と話している。
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