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17石川県

石川県金沢市で地球温暖化の原因対策の定期積金

 石川県金沢市にある金沢信用金庫では、加入者に直接的・間接的に地球温暖化の原因対策に寄与する環境保全活動に参加できる「金融商品」としては、全国の銀行・信用金庫で初のスキームとなる社会貢献型定期積金「きんしんエコロジー積金」を発売している。具体的には、定期積金の金利を店頭表示金利+プレミアム金利とし、金利面でお客が加入しやすくしている。そして、加入したお客に「環境保全活動取組みチェックシート」を渡し、家庭又は事業所で地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素CO2削減に取組んでもらい、そのチェックシートを提出した方にエコ記念品を進呈している。また、その給付契約高合計の0.02%を金庫収益金から拠出し、地球温暖化の原因防止対策などに取り組んでいる環境団体に寄付し、地域の環境保全活動の展開を側面から支援している。この地球温暖化の原因防止対策に寄与する定期積金の発売期間は平成19年10月1日~平成20年12月30日の15か月間としており、発売後2か月間で契約件数5,707件、契約高83億64百万円で、チェックシートによる環境保全活動に1,758件の参加があり、12,347kgの地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素CO2削減となっている。日本の金融機関では、既に、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素を削減するなどの環境に配慮した金融商品(エコファンドなど)が発売されているが、自らが地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素CO2削減の取組を実施するように促す金融商品としては初のスキームである。この石川県金沢市の信用金庫の取組は、積金の収益金中から地球温暖化の原因防止対策などに取り組んでいる環境活動団体に寄付するほか、一人ひとりが自らの意思で地球温暖化の原因防止対策の活動を取り組んでいくようになっているのが特徴である。今年10月1日から始めたところ、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素CO2の1年の目標削減量の半分が1ヶ月半ですでに達成したという報告があり、この取組の石川県金沢市地域での拡がりが窺えるものとなっている。また、この取組は、特に、家庭や事業所において地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素CO2削減の取組を実施するにあたっての簡単なところから始めることができるという「気づき」や「認識」を持たせるものとなっているのが特徴である。 




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