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14神奈川県

神奈川県川崎市で地球温暖化の原因対策のキャンドルナイト

 神奈川県川崎市のJR川崎駅東口の複合商業施設「ラ・チッタデッラ」で19日からの3日間と7月7日の七夕の日に地球温暖化の原因対策を考えるための「電気を消して、ろうそくの灯でスローな夜を楽しむ」イベント「キャンドルナイト」が開催される。地球温暖化の原因対策に関心を持ってもらうために毎年この時期に行われており、今年で8回目になるという。各日とも午後6時から同10時まで消灯し、ろうそくをともすのは同8時からの2時間となり、キャンドルアーチストのキャンドルジュンさんがろうそくの装飾を展開するという。イベントでは、合わせてジャズやロックなどのライブも楽しめるという。7月7日は東京都、神奈川県、埼玉県、横浜市などとともに川崎市が参加する「九都県市地球温暖化の原因防止キャンペーン」(エコウェーブ)の川崎市メーン会場として消灯を実施するという。主催者の川崎市のチッタエンタテイメントでは「たった2時間だけでも電気を消すことで、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素CO2や消費電力の削減につながる。川崎市において電気の大切さを呼び掛けたい」とし話ている。
 しかし、実際には、電力利用者の節電にはなるが、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素排出量の削減にはまったく関係のない取組みである。つまり、二酸化炭素排出量の削減に寄与するためには、電力会社が化石燃料を使用した電気の発電量を減少させる必要があるからである。電力会社は必要電力量を予測したうえで毎日発電を行っており、しかも、電気は備蓄できないことから、ユーザー側がこうした取組みによっていくら節電したとしても、結局のところ、せっかく発電した電気を無駄にしただけである。




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