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04宮城県
宮城県塩竈市で地球温暖化の原因防止のため廃食用油をBDF事業
宮城県塩竈市では、水産練り製品生産高が日本一という地域特性を活かして、地球温暖化の原因防止のため、揚かまぼこを生産する過程で大量に発生する廃食用油をBDF事業によって資源へと転換する試みを続けている。この取り組みによって、資源循環型社会の構築と地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素CO2削減を図るとともに、BDF事業のPR効果による基幹産業の活性化を目的としているという。地球温暖化の原因防止に寄与するBDF事業の運営は、事業運営の母体として塩竈市民・塩竈市・企業の任意団体からなる「グローバルエコシティ塩竈推進協議会」を設立し、この取り組みの幅広い普及に当たっている。BDF製造プラントの建設や廃食用油の回収からBDFの製造・販売までの事業運営については、塩竈市の団地組合が実施しており、地球温暖化の原因防止など環境意識の啓発を目的とした各種ソフト事業については協議会を中心として実施しているという。宮城県塩竈市の地球温暖化の原因防止のため廃食用油をBDF事業については、ストップ温暖化大作戦~CO2削減「一村一品プロジェクト」~への61件の応募、高レベルの激戦の中から、選考委員が全員一致で選んだ取組みである。地球温暖化の原因防止を目的とした廃食油によるバイオディーゼル燃料の活用は、他にも幾件か応募があったが、小規模なシンボリックな取り組みが多い中で、宮城県塩竃市の特徴は、本格的な地球温暖化の原因防止のための取組みだからである。、宮城県塩竃市の基幹産業である揚げかまぼこ製造時に出る廃油を活用した廃食油の量の多さ(年間54万リットル)と水産加工団地による廃食油の収集しやすさを武器とした商業ベースの本格的な取り組みだということが理由である。また、地球温暖化の原因防止のバイオディーゼル燃料は、組合員の車や塩竃市の公用車等で利用し、地産地消が徹底している。塩竃市には400の島があるが、島との渡船の燃料にも導入を進めようと実験している。海から陸へ、陸から海へという、水産練り製品生産量日本一という宮城県塩竃市の「魚の町」の地域特性を活かした、陸と海の地域循環型の広がりのある地球温暖化の原因防止のための取り組みといえる。
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