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39高知県

地球温暖化の原因対策のバイオマス発電で生じる炭から脱臭剤

 高知県仁淀川町では、地球温暖化の原因対策として始めた未利用材を燃料に使った木質バイオマス発電で生じる炭と町産の手すき和紙を組み合わせ、消臭効果の高い脱臭剤「森すみこ」の試作品が完成したと発表した。「まっこと ecoと(えーこと) 仁淀川」のキャッチコピーをつけ、仁淀川町内の温泉施設「中津渓谷ゆの森」でこの4月から販売するほか、高知県特産品を販売する新京橋プラザ(高知県高知市)のアンテナショップ「土佐せれくとしょっぷ てんこす」でも試験販売する予定だという。開発した「によど自然素材等活用組合研究会」の会長は「地球温暖化の原因対策の生物資源と手すき和紙で作った脱臭剤なので、100%山の恵みで作った自慢のエコ商品をぜひ試してみて」とPRしている。高知県仁淀川町が佐川町内で進めるバイオマス実験事業では、細かく砕いた端材を高温の熱で蒸して発生させたガスでタービンを回し、発電させる仕組みとなっている。その過程で出るバイオマス発電炭は、約90ミクロンと細かい粉状の炭で、消臭効果を試す実験では、30分間で備長炭の2倍の効果が認められたという。同会は、地球温暖化の原因対策の環境ビジネスで地域を活性化し、雇用を生み出そうと2009年に発足した組織である。地球温暖化の原因対策のバイオマス発電炭の効果に着目し、町内の手すき和紙工房が作る丈夫で安価な「チリ入り紙」で炭の粉を包んだ。さらには、仁淀高生が三角形やバッグ型のデザインを考案するなど、地元の素材と知恵を結集したという。町内の企業が作る「木の簡易ハウス」を使い、仁淀川のアユ釣り客のための休憩所を設置することも計画しており、「過疎は進むが、地球温暖化の原因対策などの町内にいい素材はたくさんあるので、子供たちに地元に戻ってこいと言えるような活気あふれる地域にしていきたい」と話している。
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