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地球温暖化のメカニズム

温暖化対策京都メカニズム案件承認 CDM6件

 経済産業省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト2件が、平成19年6月8日までに「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、三菱商事(株)が申請した(1)チリ共和国アントファガスタ州メヒオネスの硝酸プラントでのテールガス中の亜酸化窒素破壊プロジェクト(年平均CO2排出削減量:CO2換算で82.2万トン)、日本カーボンファイナンス(株)が申請した(2)マレーシアセランゴール州フールー市の資源回収センターでの廃棄物起源燃料(RDF)発電建設プラント・堆肥製造設備プロジェクト(同:11万トン)。
 日本としては182、183件めの正式な京都メカニズム承認案件にあたる。




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