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37香川県

香川県三豊市の小学生が省エネルギーで地球温暖化の原因の温室効果ガス二酸化炭素(CO2)削減

 香川県三豊市にある三豊市立下高瀬小学校では、地球温暖化の原因温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減に積極的に取り組んでいる。そのきっかけは、子供たちが「昔の環境と比べて、今は気温が暖かくなってきている」といった聞き取りをし、地球温暖化の原因問題について学んだ結果、「地球温暖化の原因は、自分たちの生活の中にあること」に気付いたことから始まった。そこで、化石燃料から作られ、地球温暖化の原因の温室効果ガス二酸化炭素(CO2)にもつながるエネルギーの無駄遣いをなくそうと活動を始め、テーマごとにグループに分かれて、実験や調査を行う中で、省エネルギーのこつを見つけていった。見つけた省エネルギーのこつを省エネルギー教室で本当に地球温暖化の原因の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)削減につながるのかどうかをお互いに検証しながら、知識や内容を深めるとともに、省エネルギーセンターなどの専門機関と連携し、農業体験や割り箸からの和紙づくりなどの体験から学んだことを省エネルギーのこつに加えていった。標語の掲示や校内放送などによる小学校内での呼びかけを行い、校内の消費電力量を削減してきたという。また、省エネルギーのCMをつくり、小学校内のみならず、三豊市内の地域にも呼びかけたり、三豊市の広報に活動の様子を掲載して三豊市全体へも発信している。省エネルギーセンターの省エネ教室で助言をもらい、自分たちの見つけた省エネルギーのこつを見直し、発見していく活動を行ってきている。ここでは、白熱灯と蛍光灯の電力量を手回し発電機を使って比較実験し、蛍光灯の使用が省エネルギーのこつに加わった。模型などを使って地球温暖化の原因について学習し、地球温暖化の原因は自分たちの生活、中でも化石燃料を使って温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を排出している生活様式に地球温暖化の原因があることを学んだ。さらに、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減のためには、森林の大切さを学んだ子供たちは、グリーンコンシューマー高松(3R活動推進功労者環境大臣表彰受賞)の指導のもと「割り箸から和紙」を作る紙すきにも挑戦し、活動後も「もう一度挑戦してみたい」と子供たちは意欲満々だ。今後は、割り箸を積極的に回収して、紙をつくり、地域の一人暮らしのお年寄りの方々に地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減に対してのメッセージを届けようと計画しているという。こうした地球温暖化の原因防止活動は、香川県内や三豊市の地域の団体等の協力を得ながら、実験や体験を通して子供たちが主体となって省エネルギーに楽しく取り組んでいる。こうした結果、校内使用電力量の削減(二酸化炭素(CO2)の削減実績は10ヶ月で前年同期比9%削減)となっており、地球温暖化の原因防止活動の効果も明確に現れている。このほか、学校のアンケートでは、子供たちだけではなく保護者や各家庭での省エネルギー行動の実践にもつながっていることが確認できている。同校は、香川県の環境問題学習実践モデル校として指定されていることから、香川県内の他の学校への地球温暖化の原因防止活動の広がりなど発展性が期待できる。




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