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21岐阜県

岐阜県では木質バイオマス発電で地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)削減

 岐阜県では木質バイオマス発電地球温暖化の原因温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減に取り組んでいる。岐阜県にある東濃ひのき製品流通協同組合は、岐阜県内の林業・木材産業を営む63事業者で組織される事業協同組合である。岐阜県白川町を中心とした地域は「東濃桧」に代表される林業の盛んな町であり、林業や木材産業が中心となって地域経済を支えている 。その木材の加工過程において排出される木くずは、これまでは産業廃棄物として処分費用を支払って処分してもらっていたが、ごみが資源になることに注目した。間伐で発生するゴミであった未利用材を燃料として有効利用する「木質バイオマス発電施設」が発電した電力で、組合直営工場の動力を確保し、更に余剰電力は、RPS(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)の規定によって電力会社に売電しているほか、余熱を利用してスチームボイラーによる木材の人工乾燥も行っているなど完全に有効活用している。木質バイオマス発電で地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減に取り組んでいる同組合の取組みは早かった。日本の木質バイオマス発電施設としては、先駆者的存在であり、産業廃棄物処理施設等の認可取得を受けています。木質バイオマス発電を行うことによって化石燃料等の使用量が削減されることによって平成17年度は2,967t、平成18年度は2,975t、平成18年度は約3,746tもの地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量が削減されている。また、地球温暖化の原因対策の一環でもある「白川町バイオマスタウン構想」と連携し、地域に密着した地域経済の発展を担う環境問題をクリアした環境共生型の「エネルギー循環型社会の構築」を目指しているという。




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