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09栃木県

栃木県足利市の足利赤十字病院が地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)削減

 栃木県足利市の足利赤十字病院は、2011年に足利競馬場跡地に移転を予定しているが、新たに生まれ変わる病院は地球温暖化の原因となる温室効果ガス二酸化炭素(CO2)の削減にクリーンエネルギーを積極的に活用しているのが大きな特徴である。同病院では、栃木県足利市の豊かな自然と豊富な地下水に着目し、地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)削減のための設計作業には東京電力が加わり、熱源は電気を主体としたシステムにした。そのうえ、太陽光発電や風力発電に加え、井戸水の熱を利用したヒートポンプによる空調システムも取り入れている。病院は24時間、365日休むことなく稼動しており、常に医療機器やパソコンの電源が入っている。また、大半の病院が大型ボイラーを採用し、大量の重油を使用している。こうしたことから、必然的に年間のエネルギー消費量は他業種に比べ高く、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量も大きなものになっているのが現状である。しかし、病院はこれまでは「医療は特別」といった考えが浸透していることから、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減や省エネルギーに対する意識は希薄だったとされる。しかし、地球温暖化が深刻化するのに伴い、病院も職員の意識を改革し、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量の削減に取り組む必要があると意識転換を図っている。こうした地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減に係る需要を取り込もうと大口顧客となる病院に攻勢をかけているのが電力会社である。家庭用エネルギーを電力でまかない、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量の少ないオール電化住宅は急速に広まっており、東京電力の管轄下での累計普及棟数は昨年末で70万棟を超えており、本格的に登場し始めた2002年度比では30倍以上の実績を残してきている。そして、東京電力が住宅の次の重点ターゲットに位置づけたのが病院だという。




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