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06山形県

山形県では山形エコハウスで地球温暖化の原因対策の二酸化炭素(CO2)排出量削減

 環境省では、エコハウスモデル事業として、地球温暖化の原因対策温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減に取り組んでいる。エコハウスモデル事業は、地域の気候風土や敷地の条件に加えて、住まい方に応じて自然エネルギーが最大限に活かされることと、身近に手に入る地域の材料を使うなど、地球環境に負担をかけない方法で建てられることが基本となる。環境省エコハウスモデル事業では、「環境基本性能の確保」「自然・再生可能エネルギー活用」「エコライフスタイルと住まい方」の3つのテーマを基本的な考えとして、地域の特性を十分に活かした家づくりを目指している。環境基本性能を確保した上で、必要なエネルギーは自然エネルギーを最大限利用することによって、化石燃料に頼らない生活ができることがエコハウスに求められる。このため、地域の特徴をよく読み取り、太陽光発電、太陽熱利用、風力発電、地中熱利用、水、バイオマス、温度差を上手に生かす技術や工夫が求められる。「山形エコハウス」は、山形県が環境省のエコハウスモデル事業の補助金を受け、東北芸術工科大学と連携し、平成22年3月に山形市内で建設したモデルハウスであり、全国に20のモデル住宅が建設されたが、その中の一つである。ここでは、地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減された低炭素社会における住宅の未来形はいかなるものかを追求している。山形エコハウスは山形県山形市内の上桜田に完成しており、山形県の杉材を外壁に用いた山形県ならではのエコハウスである。低炭素社会の実現には、再生可能エネルギーの活用が前提であり、さらに、木質系バイオマスによる技術を効率的に利用するためには、山形県の地場の林業の振興が不可欠となる。山形県での林業を発展させるためには、地場産の木材を使ったエコハウスを普及させる必要があり、エコハウスはそれだけで成立するのではなく、システムとして位置づける必要がある。エコハウスのコンセプトとして、「木で家をつくる」を掲げ、山形県産材(山形市有林)を活用している。地域の木材を使用することは、地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減につながる。次に、「住宅を省エネルギー化する」を掲げ、高度な断熱対策を行っている。山形県のような寒冷地では、壁、天井、床、窓など住宅の高度な断熱対策をし、暖房エネルギーの消費を抑えることが地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減につながる。次に、「自然のエネルギー(再生可能エネルギー)を使う」を掲げ、太陽光のエネルギーや木質バイオマスの活用で、電気や暖房、給湯などのエコハウスで使用するエネルギーを賄い、地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量を削減している。「山形エコハウス」では、次の時間帯で一般の見学を受け付けている。・平日の10:00~16:00・毎月第3土曜日の10:00~16:00。なお、山形エコハウスの問い合わせ先は、「住まいの温暖化対策やまがた協議会 事務局 特定非営利活動法人環境ネットやまがた」TEL:023-679-3340FAX:023-679-3389となっている。




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