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28兵庫県

ノヴァエネルギー社が地球温暖化の原因対策の潮流発電の実験延期(兵庫県淡路市)

 地球温暖化の原因対策として大いに期待されている潮の流れを利用した「潮流発電」の実験が兵庫県淡路市の岩屋沖で始まる予定だったが、潮流発電装置の不具合で延期するというトラブルに見舞われたという。潮流発電の実用化を目指しているベンチャー企業「ノヴァエネルギー」(兵庫県三木市加佐)の鈴木社長は「悔しいが失敗の繰り返しでよくなっていくもの」と話し、数日中の再チャレンジを予定している。これは、地球温暖化の原因対策に寄与する技術として、海中で潮流を受け2基のタービンが回転する力を利用し発電する装置を備えた船を、事前に係留していた淡路市育波の育波漁港から岩屋沖に曳航しようとしたところ、1基の潮流発電装置のタービンが回転しなかったという。原因は、発電機とタービンの接合部分の不具合であり、ロープでタービンを引っ張るなど2時間かけたが直らないため実験延期を決めたという。地球温暖化の原因対策の潮流発電のタービンは長さ6メートル、直径3メートルで3枚のプロペラを備えており、1基につき10KWの発電が可能であり、岩屋沖約50メートルの地点に係留させて、6か月にわたって潮流発電を試みる予定だった。同社は、海運会社で船長を務めていた鈴木さんが2007年に設立したものである。潮流発電は天候に左右されない新しい地球温暖化の原因対策のクリーンエネルギーとして注目されており、環境省の地球温暖化対策技術開発の事業にも選ばれている。鈴木社長は「今回の不具合の原因は分かっているので、地球温暖化の原因対策に寄与することからも進めていく」とコメントしている。




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