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26京都府

京都府亀岡市の学校農園で地球温暖化の原因となるCO2削減に挑戦

 京都府亀岡市内の4小中学校が地球温暖化の原因となる温室効果ガス二酸化炭素(CO2)を減らそうと、学校農園に竹炭を埋めて作物を育てる炭素埋設農法に挑戦している。この農法によって4校で削減できる地球温暖化の原因となる温室効果ガスのCO2は乗用車4台分にも相当するといい、子どもたちが作物栽培を楽しみながら地球温暖化の原因防止に一役買っているという。炭素埋設農法は、酸素(O2)と結びつくとCO2になる炭(C)を農地に埋め、地球温暖化の原因となる温室効果ガスである新たなCO2が発生するサイクルを遮断する取り組みで、炭を埋めることで土壌改良にもつながるという。亀岡市内の農地では、立命館大と龍谷大、亀岡市などでつくる「亀岡カーボンマイナス協議会」が、炭素埋設農法の実証実験を続け、地球温暖化の原因となる温室効果ガス削減についての成果を上げている。この成果を学校農園にも広げ、児童生徒の地球温暖化の原因防止対策の環境学習にもつなげてほしいと参加を呼び掛けたものだ。本年度は亀岡市内の別院中学校と本梅、保津、吉川の各小学校が地球温暖化の原因防止対策に取り組むことにし、竹炭を入れた学校農園でカボチャやサツマイモなどの野菜のほか水稲も栽培している。4校の学校農園計22.2アールで削減可能な地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素CO2は約2.6トンに上るという。同協議会では今秋、実証実験の農地で採れた野菜を亀岡市内18小学校の学校給食食材として提供する計画もあるという。協議会では「亀岡市内の全学校農園で炭素埋設に取り組めれば、より多くの地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素CO2が減らせる。また、給食を通した食育などで子どもたちの地球温暖化の原因防止対策の環境意識を高めながら、埋設農法参加校を増やしていきたい」と話している。




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