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地球温暖化のメカニズム
地球温暖化の原因対策のバイオ燃料導入の政府目標は実現不可能
日本石油連盟の天坊昭彦会長は定例会見で、政府の地球温暖化の原因対策のバイオエタノール導入目標について、実現は不可能との考えを発表した。地球温暖化の原因対策とはいえ、バイオ燃料導入に必要な設備建設に時間がかかるため、政府に申し入れることから、政府が進めている地球温暖化の原因対策のロードマップ策定作業に影響を与えそうだという。バイオエタノールは、原料の植物が成長する過程で地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を吸収することから、燃焼させても理論上、温室効果ガスのCO2排出はゼロとみなされる。こうした地球温暖化の原因対策に寄与することから、政府は今年度、石油換算50万キロリットルのバイオエタノールを供給する計画を有していた。このうち21万キロリットル分を石油業界が引き受け、バイオエタノール濃度が1%程度のバイオガソリンを店頭で販売している。一方、地方の農業協同組合なども地球温暖化の原因対策に寄与するバイオ燃料を引き受けているが、販売の目処がついているのは1万キロリットルにも満たないという。石連は、業界で50万キロリットル全量の引き受けが可能か検討し、この日の理事会で、必要なバイオガソリン製造設備やタンクの整備に2017年までかかる試算を確認した。しかし、世界的に生産量が限られる中で、政府は2020年に200万キロリットルを目標に掲げることを検討しているが、天坊会長は物理的に無理と発表した。ただ、地球温暖化の原因対策に寄与するバイオエタノールの導入拡大には積極的に取り組み、政府に安定供給態勢の確保、業界への資金支援などを求めていくという。
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