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地球温暖化のメカニズム

地球温暖化の原因防止対策のバイオ燃料対応車開発要請

 地球温暖化の原因防止対策として車のバイオ燃料の利用を促進するため、小沢鋭仁環境相は、国内の乗用車メーカー8社の幹部と環境省で会談し、車の燃料であるガソリンにバイオエタノールを10%混ぜた「E10」という燃料に対応した車を開発するよう要請した。バイオエタノールは、原料の植物が成長過程で地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)を吸収するため使用に伴うCO2排出が少ないからだという。海外では20%混ぜたガソリンを導入している国もあるのが現状だ。環境相は「来年度には排ガス基準などを定めて対応車が販売できるようにしたい。地球温暖化の原因防止対策の車を早期に市場投入できるよう準備をお願いしたい」と述べた。環境省によると、現在の日本のガソリン車でE10を使うと配管の腐食の恐れがあるが、出席したメーカー側は「技術的に問題はない」と指摘し、「できるだけ早く開発したい」との意見もあった。
しかし、バイオエタノール100%の燃料を使用するのであればともかく、たかだかガソリンにバイオエタノールを10%程度混ぜた燃料を使うことによって、どれほどの地球温暖化の原因防止対策に効果があるのか疑問である。




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