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16富山県

富山県の地球温暖化の原因防止対策県民会議で「ストップ計画」改定へ

 富山県庁で官民が協力して温室効果ガス削減などについて話し合う「富山県地球温暖化の原因防止対策県民会議」が開催されれた。会議では、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガス削減を地域で進めるために策定した「とやま温暖化ストップ計画」の今後のあり方などについて意見が交わされた。会議では、昨年度の会議で委員から出た意見を踏まえた5事業が、今年度予算に新規事業として盛り込まれたと報告された。また、今国会で審議中の「地球温暖化対策基本法案」が、2020年までに1990年比25%の温室効果ガス削減を目標としているのを受け、富山県は「とやま温暖化ストップ計画」の改定のイメージを示した。地球温暖化の原因防止対策の国の目標を実現するための対策例としては、太陽光発電システムを2009年3月時点の33倍に当たる約9万5000世帯に導入することが必要だなどと提言している。出席した石井富山県知事は「今の施策のままでは、国が示している地球温暖化の原因防止対策の水準達成に間に合わない。政府に問題提起し、補助金などの施策を求めていく」とした。地球温暖化の原因防止対策を定めた同計画について、富山県は今年度末までの改定を目指す方針だという。




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