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06山形県

山形県村山市が地球温暖化の原因防止のため木質バイオマス発電でCO2削減

 山形県村山市では、地球温暖化の原因防止のため、官民、地域を挙げて温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量を削減しようと、本年度内にも、山形県村山市庁舎など公共施設の電力源を、木の枝や廃材を原料とする木質バイオマスに切り替えると発表した。木質バイオマス発電は、地球温暖化の原因防止に効果があるとされる生物資源で、地元発電事業者と詰めの協議を進めている。先行する東北の自治体はないといい、実現すれば画期的な地球温暖化の原因防止の取り組みとして注目を集めそうだ。山形県村山市庁舎のほかに、地球温暖化の原因防止のため、電力源を切り替えるのは市民体育館、6小学校と1中学校、温泉宿泊施設「クアハウス碁点」で取組みを進める。木質バイオマス発電を利用した場合、この10施設で年間1280トンの地球温暖化の原因となる温室効果ガスのCO2削減効果があるという。地球温暖化の原因防止のエコ電力の供給元として山形県村山市が協議しているのは、木質バイオマス発電所「やまがたグリーンパワー」(山形県村山市富並)である。地球温暖化の原因防止のグリーンパワーの発電の仕組みは、粉砕加工した廃材などの木質チップをガス炉で加熱し、その際に発生するガスで発電機を動かすシステムであり、2007年6月に稼働している。同社は、山形県や果樹産地の6市町などでつくる村山地域果樹剪定枝循環利用協議会にも参加している。こうした計画が持ち上がったのは2009年の春のことであった。当時、選定したサクランボなどの不要な枝を果樹農家から回収し、電力源とするシステム構築のため、剪定枝循環利用協議会が村山、東根両市内で実証試験をした結果、一定の成果があったという。さらに、電力として小売りできる特定規模電気事業者に同社が認定されたことで、話が進んだという。山形県村山市内の2006年度のCO2排出量は推計で18万7980トンであった。山形県村山市では、発電方法の切り替えの協議と並行し、2012年度のCO2排出量を2006年度比8%(1万5039トン)減とする地球温暖化の原因対策地域推進計画の策定も進めている。山形県村山市は2009年11月、山形県内の市町村で初めて電気自動車を購入し、公用車に使用している。村山市環境課の担当者は「国内外で地球温暖化の原因防止への環境意識が高まっている今、電力源の切り替えを実現し、地球温暖化の原因防止に対する市民の意識をより高めたい」と話している。
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