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地球温暖化のメカニズム

自主参加型国内排出量取引制度(2006年度)の排出削減実績

 環境省は、温室効果ガスの費用効率的かつ確実な削減と国内排出量取引制度に関する知見・経験の蓄積を目的として、自主参加型の国内排出量取引制度を2005年度から開始し、延べ222の事業者が参加している。
 今年8月末で、2006年度開始分が終了したことから、CO2の排出削減量の実績と排出量取引の結果が公表された。
 その結果、2006年度事業には目標保有参加者(注1)として61社(注2)、取引参加者(注3)として12社が参加して、排出削減実施年度である2007年度1年間のCO2排出削減量の合計は280,192t-CO2が削減された。これは目標保有参加者61社の基準年度排出量(注4)の合計1,122,593t-CO2の25%にあたり、本制度開始時点に削減目標として約束された217,167t-CO2(基準年度排出量の19%)を6ポイント上回る削減実績であった。
 また、排出量取引の結果は取引件数の合計が51件、取引量の合計は54,643t-CO2、平均取引単価は約1,250円/t-CO2であった。

(注1)一定量の排出削減を約束した参加者。CO2排出抑制設備の整備に対する補助金と排出枠の交付を受ける場合もある。
(注2)第2期目標保有参加者の全58社と第3期目標保有参加者の一部3社。
(注3)排出枠の取引のみを行うことを目的とした参加者。補助金及び排出枠の初期交付はなされない。
(注4)過去3年(2003~2005年度)の排出量の平均値。




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