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地球温暖化のメカニズム

グレンイーグルズサミットの成果を受けた第4回「気候変動」対話

 2008年3月14~16日、千葉市で「気候変動、クリーンエネルギー及び持続可能な開発に関する第4回閣僚級対話」が開催された。
 この会議は、05年の英国・グレンイーグルズでのG8サミットの合意文書「気候変動、クリーン・エネルギー、持続可能な開発」を踏まえた対話をG8各国と主要新興経済国(G20)が実施するために、05年11月に開始、2007年9月にドイツ・ベルリンで3回目の会議が開催されている。
 今回の第3回会合は、日本政府の主催のもと、主要エネルギー需要国約20か国のエネルギー・環境担当大臣、世界銀行、国際エネルギー機関(IEA)、GLOBE国際議員連盟、持続間可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)の幹部らが出席。
 (1)技術、(2)資金及び投資、(3)2013年以降枠組み--の3つの議題について議論された。
 (1)に関しては、省エネの重要性の確認、革新的技術開発に関する国際的イニシアティブの情報交換、APP等のセクター別アプローチに関する経験の提供、等について議論が行われた。
 (2)に関しては、世銀や地域開発銀行の作業を評価するとともに、これらの取組の拡大が奨励されたほか、民間投資の拡大と政府の役割の重要性が確認された。
 (3)に関しては、長期目標を共有することの重要性が議論されるとともに、中期目標については「共通だが差異のある責任と各々の能力」の原則を議論の前提とすることを再確認するとともに、先進国は、率先して排出削減に取り組むことが指摘された。また、途上国は先進国の支援を受けながら、検証可能な削減行動を実施することの認識がなされた。
 なお、今回の対話の結果については、G8北海道洞爺湖サミットに対して報告される予定




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