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地球温暖化のメカニズム

乗用車からのCO2排出削減を目指すEU規則

 欧州委員会は、新規乗用車からのCO2排出量を2012年までに1km当たり120gに削減するEU規則案を提案をした。この提案は、EUの炭素排出量の12%を占める自動車の燃費を向上するための戦略の要となる。
 新規乗用車からの平均CO2排出量を現在の160g/kmから2012年までに130g/kmに削減、さらに10g/km分はタイヤやエアコンの改良、バイオ燃料の利用などの補足的な手段で達成する。
 実際のCO2排出上限値は車体重量にしたがって定められ、その平均値が130g/kmとなるように設定される。生産者は、一年間に生産及び登録された全ての自動車について、2012年までに排出上限値を遵守しなければならない。これにより、車体重量の重い自動車ほど排出削減の必要が生じる。ただし、1台あたり130g/kmの平均値を遵守している限り、上限値を超える自動車の生産も可能ではある。
 なお、生産者は特定の排出目標を達成するためにグループを形成することができる。
 生産者側の進捗状況は、各EU加盟国が、自動車新規登録データを通じてモニタリングする。規定された排出上限値を超えた場合には、過剰排出分について課徴金を徴収する。生産者により販売された自動車の平均排出量が1km当たり何グラム超過しているかを基礎とし、販売台数を乗じて算出される。基礎となる金額は、2012年には1g/km当たり20ユーロ、2013年には35ユーロ、2014年には60ユーロ、2015年には95ユーロと年毎に逓増する。
 現在、この規則案は、閣僚理事会と欧州議会の共同立法手続きに回付されている。




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