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地球温暖化のメカニズム

カーボン・オフセットのあり方に関する指針案

 環境省は、この程カーボン・オフセットのあり方に関する指針案をまとめ、平成19年11月30日(金)から12月30日(日)までの間、意見の募集を行うと発表した。
 カーボン・オフセットは、努力しても削減が難しいCO2排出量分を把握した上で、その排出量分に見合った別のCO2削減活動に投資することにより、排出されるCO2を埋め合わせようとする考え方。イギリスをはじめとした欧州での取組みが活発で、日本でも民間を中心に取組みが開始されつつある。
 排出が増加傾向にある業務、家庭部門でのCO2削減策として期待される一方、「オフセットすれば、排出削減努力をしなくても許される」という誤った考え方が流布する懸念があるほか、活動が盛んなイギリスでも、オフセットのための削減活動が実質的なCO2削減に結びついていない事例があることがマイナス面として指摘されている。
 本指針案は、環境省が設置した「カーボン・オフセットのあり方に関する検討会」を本年9月から4回にわたって公開で開催し、このカーボン・オフセットのあり方について検討を重ねて取りまとめたもの。
 なお、環境省では、今回の意見募集に当たっては指針案に対する意見だけでなく、カーボン・オフセットの取組を広めていく上で有用な意見、カーボン・オフセットの取組に関する具体的なアイデア等も寄せいただきたいと考えている。




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