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地球温暖化のメカニズム

地球温暖化・環境問題:135~138件めの京都メカニズム案件承認 CDM4件

 経済産業省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト4件が、平成19年4月12日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。

 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。

 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。

 今回承認されたのは、日本カーボンファイナンス(株)が申請した(1)スリランカ・バダルガマの木炭製造工場でのココナッツ殻の木炭化・ガス発電プロジェクト(年平均CO2排出削減量:CO2換算で5.2万トン)、丸紅(株)が申請した(2)中国・河南省の養豚場でのメタンガス回収・発電利用プロジェクト(同:11万トン)、三菱UFJ証券(株)が申請した(3)ブラジル・リオグランデ・ド・スル州アレグレッテ市での籾殻の化学処理・燃焼処理によるメタンガス削減プロジェクト(同:1.9万トン)、(4)ブラジル・リオグランデ・ド・スル州アレグレッテ市での総出力5MWのバイオマス発電プロジェクト(同:1.9万トン)。
 日本としては135~138件めの正式な京都メカニズム承認案件にあたる。




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