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地球温暖化のメカニズム
地球温暖化・環境問題:財務省「環境配慮の方針」17年度点検結果
財務省は平成19年3月19日、同省の「環境配慮の方針」に対する17年度点検結果を公表した。
「環境配慮の方針」は12年12月に閣議決定された第2次環境基本計画の中に規定されているもの。基本計画は関係府省が自主的に「環境配慮の方針」を明らかにし、この方針に基づき率先して環境管理システムの導入に向け検討することを求めている。
また17年4月1日から施行されている「環境配慮促進法」では、関係府省庁がその前年度の所掌事務に関する環境配慮の状況を、インターネットなどを通じて公表することを定めており、今回の点検結果は、この規定にもとづいて発表された。
財務省の「方針」は、「環境への負荷が少なく持続的発展が可能な社会を構築するために、環境に配慮した政策に取り組むように努める」ことを基本的な方針としつつ、具体的な取組みとして、(1)低公害車の導入、(2)エネルギー使用量の抑制、(3)上水使用量の抑制、(4)グリーン調達の推進--を実施することを示していた。
これに対し今回の点検結果は、(1)17年度の一般公用車の低公害車比率は100%が維持され、一般公用車以外の公用車調達についても、低公害車が95.7%調達されたこと、(2)事務所の単位面積あたり電気使用量の17年度実績は、「方針」が基準と定めている13年度の103.6%に増加したが、エネルギー供給設備等の燃料使用量の17年度実績は、都市ガスが13年度比83.3%、LPGが同66.5%、灯油が同64.8%、重油が同62.9%と減少したこと、(3)上水使用量の事務所の単位面積あたり17年度実績が「方針」が基準と定めている13年度の84.5%に減少したこと、(4)17年度のグリーン購入法の特定調達品目(注1)の目標達成率平均が99.8%となったこと--を報告している。
なお財務省では、18年度以降も環境に配慮した取組みに努めていくとしている。
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