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地球温暖化のメカニズム

地球温暖化・環境問題:17年度電気事業者別二酸化炭素排出係数

 環境省と経済産業省は、各電気事業者から提出された平成17年度の電気事業者別二酸化炭素排出係数(初期値)を官報に掲載した。

 電気の使用に関する二酸化炭素排出係数について、国は当初、供給側の電気事業者を既存の電力10社とそれ以外の事業者の2グループに分け、それぞれの平均的係数を定める案を想定していたが、最終的には、排出量算定・報告・公表制度案の意見募集結果を考慮し、供給事業者にかかわらず、すべての電気の排出係数を「1キロワット時あたり0.555kg-CO2」に設定。ただし、「1キロワット時あたり0.555kg-CO2」を下回る供給事業者ごとの係数が国から公表された場合には、その数値を利用することができるとしていた。

 今回の公表された係数は、事業者別排出係数の算出方法・17年度の電気事業者別排出係数設定を検討していた資源エネルギー庁長官と環境省地球環境局長の私的検討会「温対法に基づく事業者別排出係数の算出方法等に係る検討会」の検討結果を踏まえたもの。

 電気事業者別二酸化炭素排出係数が公表された事業者は、北海道電力(株)(排出係数:二酸化炭素換算で1キロワットあたり0.000502トン)、東北電力(株)(同0.000510トン)、東京電力(株)(同0.000368トン)、中部電力(株)(同0.000452トン)、北陸電力(株)(同0.0000407トン)、関西電力(株)(0.000358トン)、四国電力(株)(同0.000378トン)、九州電力(株)(同0.000365トン)、イーレックス(株)(同0.000445トン)、エネサーブ(株)(同0.000518トン)、(株)エネット(同0.000424トン)、ダイヤモンドパワー(株)(同0.000403トン)、(株)ファーストエスコ(同0.000309トン)--の13社