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43熊本県
熊本県が総ぐるみで地球温暖化防止対策
熊本県で取り組んでいる地球温暖化防止対策の一環としての「県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動」のシンボルマークとキャッチコピーが決定した。キャッチコピーは、「×!温暖化」(ばってん!おんだんか)。熊本県にゆかりのある加藤清正をモチーフにしたシンボルマークの手のひら部分にキャッチコピーを記し合わせて使用する。また、昨年12月に行われた地球温暖化防止月間では、温室効果ガスの具体的な削減につながるさまざまな取り組みを県内各地で実施した。その運動の中で生活スタイルや企業の活動などを見直しながら、地球温暖化防止の取り組みを熊本県民や事業者、NPO(民間非営利団体)団体、行政、学校などが一体となって県民総ぐるみで進めることを訴えた。 連絡先TEL:096-333-2266
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球磨川水系の河川整備基本方針
社会資本整備審議会に対し国土交通大臣が意見を求めていた、球磨(くま)川水系の河川整備基本方針が、同審議会・河川整備基本方針検討小委員会での審議を経て、平成19年5月11日付けで策定され、同日の官報で公表された。
河川整備基本方針は、治水、利水、河川環境など、各水系の河川管理の総合的・長期的な方針を定めるもので、河川環境については整備・保全・維持管理に対する考え方を明らかにしている。
球磨川は、熊本県球磨郡銚子笠の標高1,489メートルの地点に源を発し、人吉・球磨盆地、八代平野を通って不知火海(八代海)に注ぐ幹川流路延長115キロメートル、流域面積1,880平方キロメートルの一級河川。最上川・富士川と並ぶ日本3大急流の1つであり、その流域は、熊本県、宮崎県、鹿児島県の4市5町5村に及んでいる。
今回策定された、「球磨川水系河川整備基本方針」は、河川景観保全、多様な動植物が生息・生育する豊かな自然環境の構築(魚の産卵場再生や魚道改良・整備など)、健全な水・物質循環系の構築、水質保全・改善、河川工事などによる河川環境への影響回避・低減、人と河川との豊かなふれあいの確保、地域住民や関係機関と連携した川づ
くり、環境情報収集やモニタリング--などを環境保全項目として盛り込んでいる。
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