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19山梨県

山梨県北杜市は小水力発電で地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)排出量削減対策

 山梨県北杜市は、地球温暖化の原因温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策の一環の取組みとして、三峰川電力(東京都千代田区)と共同で、山梨県北杜市大泉町、高根町の村山六ケ村堰せきに新たに3か所、小水力発電施設を整備すると発表した。山梨県北杜市高根町には、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策として、既に小水力発電施設1か所があるが、今回の計画で4つの施設が同じ堰に造られることになる。山梨県北杜市は、この4か所の発電所を「村山六ケ村堰ウオーターファーム」として山梨県内外に積極的にPRし、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策に貢献する環境創造都市を目指す「山梨県北杜市」のイメージアップにつなげる目的がある。山梨県北杜市の小水力発電施設事業計画では、山梨県北杜市大泉町の西沢地点に最大出力220kwの小水力発電施設、山梨県北杜市高根町の川子石地点に同170kwの小水力発電施設と蔵原地点に同185kwの小水力発電施設の3か所に整備する。いずれの小水力発電施設も総落差約50メートルの水力を利用する水路式小水力発電となるという。山梨県北杜市の小水力発電施設の年間発電量は約402万6千kw/hを見込んでおり、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減効果は約1680トンになる予定だという。この小水力発電施設の整備に対して、このほど、新エネルギー導入促進協議会(東京都豊島区)が山梨県北杜市への補助金支出を決定した。山梨県北杜市の小水力発電施設は本年度設計に着手し、2013年3月の運用開始を目指すという。三峰川電力が小水力発電施設建設と維持管理及び東京電力への売電を行う。山梨県北杜市は地元調整を行うほか、三峰川電力に導水管路敷設の占用料を免除する方向で検討しているという。山梨県北杜市では、2007年3月に、高根町長沢地点に水力発電所「クリーンでんでん」を設置しており、合計の想定年間発電量は639万6千kw/hになるという。これは、山梨県北杜市の一般家庭1777軒分の年間使用電力量に相当し、年間約2673トンの地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減につながるという。同一の用水路に4か所の小水力発電所が設置される山梨県北杜市の事例は、全国的にも珍しい事例だという。山梨県北杜市環境課は「民間が小水力発電施設の開発主体となって山梨県北杜市がサポートする全国でも先進的な取組みであり、山梨県北杜市の目玉施策として、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策に貢献したい。北杜サイト(山梨県北杜市長坂町夏秋の太陽光発電実証研究施設)のように、多くの人に訪れてもらえる工夫もしたい」と話している。以上、地球温暖化の原因の影響及び被害、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減に関する地球温暖化対策事業の現状など環境問題に関連する最近の意見やニュースである。




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