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01北海道地方
北海道登別市は温泉排水熱利用のロードヒーティングで地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)排出量削減対策
北海道登別市や登別市内の産業廃棄物業者で構成する「登別エコ温泉化プロジェクト協議会」は、今年の冬から登別温泉街の歩道に、温泉排水熱を利用した地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策にも貢献するロードヒーティングを一部導入する。北海道登別市の1日1万トンもの豊富な湯量を誇る登別温泉で、宿泊施設などから排出された温泉のお湯の熱を有効活用し、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策を始めとする環境問題にも優しい温泉街を目指すという。北海道登別市の登別温泉では、20度前後の温泉廃水が地下の排湯管を流れている。これに管を取り付け、地上の送風機で歩道下に埋めたパイプに排水熱を送り、路面の雪を溶かすロードヒーティングの仕組みを考えた。この方式のロードヒーティングは、登別温泉の塩分などを含む排湯を管に直接流す方式より、維持費が少ないほか、電気式に比べて年間費用は約74万円少なくなり、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量も23トン削減できる。北海道登別市の登別温泉街では、従来から「坂道で観光客が転倒して危険だ」と、ホテルなど宿泊施設から歩道に雪を積もらせないロードヒーティングの整備を望む声が出ていた。このため、同協議会は2010年1月、北海道洞爺湖町の温泉街駐車場の50平方メートルで、排水熱を送風する実験を実施し、外気温が氷点下であっても、駐車場の路面温度は1~10度になる効果を確認していた。このため、北海道登別市の登別温泉でもロードヒーティングの整備を行うことを決め、工事は登別市の市道の歩道約20メートルを対象に、10月下旬から開始するという。ロードヒーティングの整備費用は約300万円であるが、北海道の補助金を充当する予定だという。北海道内の温泉地では、既に、阿寒湖や定山渓温泉で温泉の廃水の熱を使ったロードヒーティングを導入している。同協議会は、将来的には登別温泉街全域へのロードヒーティングの拡大や、登別市の公共施設の暖房設備に温泉の排湯熱の利用を検討しており、「地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減対策にも配慮した、エコな登別温泉街としてPRを図りたい」と話している。以上、地球温暖化の原因の影響及び被害、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減に関する地球温暖化対策事業の現状など環境問題に関連する最近の意見やニュースである。
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