TOPページ > 90地球温暖化の原因防止の全国の取組み状況 > 34広島県 > 広島県広島市が地球温暖化の原因防止対策として二酸化炭素(CO2)削減分購入

34広島県

広島県広島市が地球温暖化の原因防止対策として二酸化炭素(CO2)削減分購入

 広島県広島市は、広島市内の各家庭から地球温暖化の原因防止対策温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減分を購入し、それを企業に転売する二酸化炭素(CO2)排出量取引を始めると発表した。各家庭の努力によって二酸化炭素(CO2)排出の元となる電気とガスの使用量を減らした家庭に、広島市が努力への対価として現金を支給する仕組みであり、広島市民の省エネ活動を後押しするのが狙いだといい、家庭に現金を支給するという二酸化炭素(CO2)排出量取引制度の創設は、全国の地方自治体の中で初めてのことである。広島市は各世帯単位で事前に登録することによって現金支給制度を運用することとしており、本年度は約千世帯を募集するという。二酸化炭素(CO2)排出量の削減の対象とする期間は秋以降の2か月間を予定しており、電気と都市ガスの使用量を前年同期と比較し、削減量に応じて広島市が現金を支給するという。現金で購入した各家庭が削減した分の地球温暖化の原因防止対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量は、広島市地球温暖化対策推進条例に基づいて、二酸化炭素(CO2)排出量削減目標を設定した広島市内の企業などに広島市が転売し、それを購入した企業は、その分を二酸化炭素(CO2)排出量削減量とみなされるという。広島市の試算によると、各家庭の省エネ活動で1か月の電気及びガス料金を計3032円節減すれば、地球温暖化の原因防止対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量は73kg削減することができ、広島市からの現金支給額は2か月分として計730円になるという。二酸化炭素(CO2)排出量買取り制度に参加する家庭は、広島市が定めた二酸化炭素(CO2)排出量削減量を達成できなければ現金支給を受けられないといい、達成条件は広島市が今後決めて発表するという。広島市は、二酸化炭素(CO2)排出量買取り制度を達成する省エネの具体策として、省エネタイプのエアコンへの買い替えや控えめの温度設定、不要な電化製品のコンセントを抜くことや風呂の追い炊きをしないことなどを例示として紹介している。家庭からの二酸化炭素(CO2)排出量購入金額については、広島市は1トン当たり5000円程度を予定しており、企業へは価格を3割程度上乗せし、6500円で販売するという。また、広島市は二酸化炭素(CO2)排出量削減の現金支給とは別に、二酸化炭素(CO2)排出量削減制度に応募する全世帯に広島市内の協賛店で商品割引やポイント加算を受けられるサービス券を2枚配るという。広島市では、二酸化炭素(CO2)排出量削減の参加家庭の募集は秋ごろを予定しており、詳しくは広報誌やホームページで伝えるという。環境省によると、京都府などが二酸化炭素(CO2)排出量削減の家庭に京都府内の協賛店での商品と引き換えができるエコポイントを支給しているが、二酸化炭素(CO2)排出量削減の現金化は国内では広島県広島市が初めてだという(環境省地球温暖化対策課)。 広島市エネルギー・温暖化対策部では「1世帯当たりの二酸化炭素(CO2)排出量の削減量は小さいかもしれないが、現金買取制度をきっかけとして広島市民全体に省エネ意識や地球温暖化の原因防止対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減の取組みが広がってほしい」と話している。以上、地球温暖化の原因の影響及び被害、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減に関する地球温暖化対策事業の現状など環境問題に関連する最近の意見やニュースである。




トラックバックURL: