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33岡山県

岡山県真庭市で木くずを燃やしたエコ発電で地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)削減

 岡山県真庭市にある銘建工業株式会社では、地球温暖化の原因防止による二酸化炭素(CO2)削減と燃料費の大幅削減、さらには、工場からごみを出さないゼロエミッションを目的に1970年に重油から木屑焚きボイラーに転換している。さらに、1996年には、20トン焚き大型ボイラー及び自家発電装置を導入し、工場の電気を賄うほか売電も実施することによって年間33,346トンの地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減を行っているという。同社は、木くずを燃やしてエコ発電と地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減を実行している木質バイオマス利活用の先駆者である。製造過程で生じるプレーナーチップは、当初は利用価値のない木くずとして産業廃棄物として処分していた。しかし、現在では木質ペレット焚きストーブの燃料やボイラー用燃料としてペレットに加工して全国に販売している。こうした取組みは、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)削減に寄与すると共に、循環型社会の創造に向けた木材産地の先駆的取り組みとして高く評価されている。こうした取組みは、企業経営の中に取り込んだエネルギー事業として安定的な継続性が見込めるほか、バイオマスタウンを目指す岡山県真庭市の地域づくりの中核的存在となっている。銘建工業株式会社は、本来、産業廃棄物となる木くずを利活用して、新たな付加価値を創造している企業である。平成9年に1,950kwhの化石燃料を使用しない自家発電施設を設置して全ての電力を賄っており、また、高温蒸気を木材乾燥に活用して高品質な木材製品を生産している。平成16年からは、木くずから木質ペレットの生産を開始し、現在15,000トン/年と日本一の生産量となり、地域内外への販売に積極的に取り組むなど、木質バイオマスエネルギーの活用、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減に取り組んでいる岡山県真庭市の元気な企業である。同社は、岡山県真庭市地域の未来を考える団体の活動にも深く関わっており、岡山県真庭市の町並景観保存と循環型地域社会の創造をテーマに地域の企業、個人が共同しての民間主導で街づくりを行っている。こうしたことから、岡山県真庭市バイオマスタウンの中核施設として、地域外からの研修者・見学者を年間2万人以上受け入れ、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減以外の取組みとして、岡山県真庭市の産業観光の目玉としても高く評価されている。




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