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26京都府

京都府京都市の高校がウッドマイレージで地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)削減

 京都府京都市にある京都府立北桑田高等学校が地元の木材を使うことによってウッドマイレージを減らし、地球温暖化の原因温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減に取り組んでいる。京都では、かつて1200年の間、日本の首都であった平安京が存在しており、都の建設に木材を供給したのが、京都府の北山地域である。過去1200年間にわたって蓄積された林業技術は、世界に誇る京の建築文化を支えてきたが、北山林業も、不況や輸入材に押される中で衰退している。この地域に立地する京都府立北桑田高等学校は、地元産スギ・ヒノキ材を使用したログハウスや家具を製作・提供しているという。平成18年度には、木材の地産池消が木材の輸送距離であるウッドマイレージを短縮して地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出を削減することに着目し、京都府から「京都府内産木材取扱事業体」として学校では初の認定を受けた。木製品販売時には、「地元産木材を使用するとどれだけ地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出が削減できるか」という地球温暖化の原因のPR活動を行っている。平成19年度には、京都府京都市にある京都大学が開発した間伐材を有効利用した新しい建築工法の「J-podシステム」でモデルハウスを試作し、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出削減を行うと共に、地元京都府の木の新しい利用方法を提案している。現在、国内では建設等に係る木材需要の8割近くを輸入に依存している。これらを地域産材に置き換えたとき、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出削減効果は、木材のライフサイクル二酸化炭素(CO2)全体で見ても50%を超える極めて大きい数値となっている。そこで、京都府では総面積の75%が森林であることから、地球温暖化の原因対策と地元京都府の木材産業振興を両立するために、「木材を輸送するときの地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の少なさ」を評価する「ウッドマイレージ二酸化炭素(CO2)認証制度」に取り組んでおり、京都府地球温暖化防止活動推進センター(NPO法人 京都地球温暖化防止府民会議)は同制度の認証機関として、制度の維持拡充に努めている。京都府京都市にある北桑田高校は、地球温暖化の原因の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出削減とともに、木材の地産地消、ウッドマイレージという聞き慣れない概念を普及するため、単に高校生の教育機関としての役割を超え、京都府民に対する地元京都産木材の普及啓発に努めてきた。




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