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14神奈川県

神奈川県川崎市が浄水場で地球温暖化の原因対策の二酸化炭素(CO2)排出量削減

 神奈川県川崎市は、水道用ろ過砂の製造販売を手掛ける日本原料(神奈川県川崎市川崎区)と共同で、同社が浄水場向けに開発した高効率ろ過砂洗浄装置「シフォンK3システム」の実証実験を始めると発表した。運用コスト・エネルギーの低減や地球温暖化の原因対策温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減による環境負荷の低減が期待できることから、川崎市では、浄水場設備の地球温暖化の原因対策の環境技術の確立と普及を図るという。地球温暖化の原因対策の実証実験は長沢浄水場(神奈川県川崎市多摩区)のろ過池で実施し、ろ過池を定期的に洗浄する際、装置に内蔵したスクリューで砂をかき混ぜ、循環させながらもみ洗いすることによって、すべての砂の残留汚泥の除去ができるようになるという。これまでの洗浄方法では、10年ごとのメンテナンスが必要であり、その際にはろ過池を停止し、ろ過砂をすべて搬出して洗浄する大掛かりな工事が必要だったという。川崎市は、今回の新しい装置の導入によって水道水質の向上を図ることができるほか、運用コストの削減を期待している。さらに、電気使用量の低減による地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減や、ろ過砂の処分量の減少に伴う環境負荷の低減にも大きな効果的があるという。同社は、今回、ろ過砂をかき混ぜたりもみ洗いしたりしても、ろ過砂を壊さずに安定して洗浄する画期的な工法を開発したという。これは同社が保有している水処理用ろ過装置に係る特許を浄水場向けに応用したものであり、同社の運用実験では新たな砂と同等の品質になる程度まで洗浄することができたという。同社は「川崎市に限らずどこの浄水場でもこの機能は応用できるので、川崎市の地元で評価されれば、川崎市にとどまらず広く発信したい」と話している。同社は1939年に神奈川県川崎市で創業し、ろ過砂メーカーとして全国の浄水場の約8割のシェアを有しており、神奈川県内はほぼすべての浄水場にろ過砂を販売している。同社の水処理用ろ過装置は、川崎市経済労働局の「川崎市ものづくりブランド」に認定されており、川崎市環境局の「産学公民連携公募型共同研究事業」にもなっている。以上、地球温暖化の原因の影響及び被害、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量削減に関する地球温暖化対策事業の現状など環境問題に関連する最近の意見やニュースである。




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