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地球温暖化のメカニズム
電気の全量買取制度で地球温暖化の原因対策の二酸化炭素(CO2)排出量削減
経済産業省は、地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減のための制度として、家庭や企業が太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーでつくった電気を電力会社がすべて買い取り、それに要する費用をすべての家庭における電気料金に上乗せする新制度について、新制度導入から10年後の標準的な家庭(月300KW時使用)の家庭負担額を、月額150~200円程度とする案をまとめた。この案を新制度の枠組みを検討している有識者会合に提示し、年内をめどに価格設定などの詳細を詰めるという。再生可能エネルギーで発電された電気を全量買い取る新制度は、地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減と新産業の育成が大きく期待されている。しかし、電気買い取りにかかる費用がすべての利用者の電気料金に転嫁されることになることから、家庭や企業の負担がこれまでよりも重くなるという欠点を有している。現在のところ、電力会社は、昨年11月から家庭などの太陽光発電の余剰電力だけを買い取っている。国で検討されている新制度案では、太陽光発電のほか、発電技術が実用化されている風力発電、中小水力発電、バイオマス発電、地熱発電についても、家庭や企業などを問わず買い取り対象にするという内容になっている。買い取り価格は太陽光発電を除いた各エネルギーについて、1KW時につき15~20円を想定しており、買い取り期間は15~20年であるが、太陽光発電は10年で調整しているという。電力の買い取りについては、制度制定後に導入した発電設備が対象となるが、既存設備についても買い取り価格を下げるなどの対応を行うという。すべて合わせると、電気の買い取り費用は4600億~6300億円となり、制度導入後の10年には最大2900万トンの地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量が抑制できる計算になるという。経済産業省は3月に、家庭の月額負担が10年後に150~500円程度となる4つの選択肢を公表し、パブリックコメントで国民から意見を募り、費用対効果などを踏まえて作業を進めてきた。この結果、地球温暖化の原因対策の温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減につながるとはいえ、電気料金の大幅な負担増には反発が強いと判断した。
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