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19山梨県

山梨県都留市で地球温暖化の原因防止に小水力市民発電所が活躍

 山梨県都留市において、水のまち都留市の市制50周年を記念したモニュメントが都留市役所前を流れる歴史ある家中川にある地球温暖化の原因防止の小水力発電所が「元気くん1号」である。都留市役所隣の小学校校庭との高低差わずか2mを利用し、都留市庁舎前の駐輪場に設置しているもので、視覚的な効果や地球温暖化の原因防止を始めとする環境教育への貢献を考え、昔ながらの木製下掛け水車としているのが特徴である。地球温暖化の原因防止に寄与するこの形の水車としては、全国初の本格的な小水力発電施設となっている。設置には都留市民参加型ミニ市場公募債「つるのおんがえし債」を発行した結果、ネーミング効果もあり多くの都留市民の協力と理解を得ているという。こうした都留市民による、小水力発電の実験活動は遡ること平成13年に始まりまった。元気くん1号の見学会には、稼動から平成19年11月までに、2,000人を超える方々が見学に訪れた。都留市の河川で地球温暖化の原因防止に寄与する小水力発電の実験が、企業によって行われ、そのときに電力を使って水を温め、足湯を体験している様子もWebで公開された。「元気くん1号」をめぐる取り組みは、地球温暖化の原因防止としての実績を上げつつ、都留市地方の活性化としても大いに貢献している。地球温暖化の原因防止対策に市民公募債を導入することで、都留市民の環境問題に対する関心と資金を集め、官民一体となった事業を作り上げている。都留市民公募債「つるの恩返し債」に定員の4倍もの応募者が殺到したことは、地方でも環境問題や地球温暖化の原因防止に対する意識が十分高いこと、そして優れた提案があれば都留市民の持つポテンシャルを十分に引き出せることを証明したものとなっている。地球温暖化の原因防止対策の水力発電「元気くん1号」は、都留市庁舎と小学校に挟まれた都留市内でも最もPRに効果的な場所に、原理が明快で存在感のあるものとして設置された大型水車だ。次世代を担う子供たちや都留市民に対して力強く、また息の長い地球温暖化の原因防止に係る普及啓発活動を今後も行っていくという。これまでに全国から多くの自治体関係者等が都留市を見学に訪れ、全国各地の水力発電所の適地にも様々な波及効果が期待できる。




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