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25滋賀県

滋賀県で地球温暖化の原因防止に寄与する下水汚泥処理

 滋賀県は、大津市にある滋賀県湖西浄化センターの下水汚泥処理の溶融炉建設計画に関して、汚泥からバイオマス(生物資源)燃料を作る燃料化方式を導入する地球温暖化の原因防止に寄与する方針を決めたと発表した。処理時に排出する地球温暖化の原因となる温室効果ガス二酸化炭素(CO2)排出量も現行方式より少なくなり、クリーンエネルギー生産との両面で地球温暖化の原因防止を目指すという。地球温暖化の原因防止に寄与する下水汚泥処理施設は、2015年度稼働を予定している。現行の焼却溶融方式は、下水から水を分離してできた汚泥を高温で焼き、コンクリート材に再利用しているが、新たに導入する燃料化方式では、汚泥を低温で燃やして乾燥させるなどして燃料にする。この地球温暖化の原因防止に寄与する燃料化方式で作ったバイオマス燃料は、石炭の代替として発電所やセメント工場で利用するといい、燃料化の処理は、加熱で発生する地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量も焼却溶融方式より格段に少なくなるという。化石燃料の代わりにバイオマス燃料を使うと地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量をゼロと見なせるため、滋賀県の試算では全体で地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量を現行より1万4千~9千トン削減できる試算になるという。こうした地球温暖化の原因防止に寄与する燃料化方式は、ここ数年で技術開発が急速に進み、東京都、宮城県、山形市で導入されている。新しい溶融炉は一日あたり下水80トンの処理能力を持つ計画となっており、大津市と共同で建設し、滋賀県としては、今後2年かけて燃料化処理の具体的な手法の選定などを進める。滋賀県下水道課は「地球温暖化の原因防止に寄与する効果が確認できれば、今後更新を迎える施設でも燃料化方式が有力な選択肢となる」とコメントしている。




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