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30和歌山県

和歌山県和歌山市で地球温暖化の原因防止の太陽光発電システムを整備

 和歌山県和歌山市は、和歌山市役所本庁舎に地球温暖化の原因防止対策に寄与する太陽光発電システム設備を設置するなど、省エネルギーと地球温暖化の原因防止対策を実施すると発表した。太陽光発電システムの整備費に比べて電気代の削減額は限られているものの、大橋建一和歌山市長は職員や市民に対しての地球温暖化の原因防止の啓発の意義を強調した。地球温暖化の原因防止対策に寄与する太陽光発電システムの設備は和歌山市本庁舎2~7階の南側壁面に8月中旬から11月中旬にかけて設置するという。太陽光発電システムによる年間の想定発電量は約3万8300キロワットで、地球温暖化の原因となる温室効果ガス二酸化炭素排出削減量は年間14トンを見込んでいる。太陽光発電システムによる電気料金の削減額は和歌山市本庁舎電気代の約0.6%に相当する年38万円にしかならないため、1階ロビーに設置する太陽光発電状況表示装置を含めた工事費2864万を回収するには約75年もかかる計算になるという。太陽光発電システムの費用対効果について、大橋和歌山市長は「和歌山市民がこれを見て『地球温暖化の原因防止対策をやらないといけない』という気持ちになることが重要だ」と述べた。また、太陽光発電システムの整備には、国からの交付金を活用するため自主財源は約340万円という。このほか、和歌山市本庁舎と東庁舎に断熱フィルムなどを貼り付ける工事を現在進めており、空調の使用を抑えることで地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素排出量を年25トン、電気料金を年104万円減らすことを期待している。




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