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23愛知県

愛知県豊橋市職員の地球温暖化の原因防止対策としてのエコ通勤

 昨今は、自治体職員自らが地球温暖化の原因防止対策に取り組みところが増えている。愛知県豊橋市がこの4月からスタートさせた職員の地球温暖化の原因防止対策としてのエコ通勤運動が、好調な滑り出しを見せていると発表した。豊橋市本庁舎で勤務する豊橋市職員は、当面の目標の「エコ通勤率50%」を早くもクリアしたという。豊橋市は、最終目標である「10年後に病院や消防、出先機関も含めた全職員の50%参加」達成を目指すとコメントした。この豊橋市職員によるエコ通勤は、地球温暖化の原因防止対策や交通渋滞緩和、職員の健康増進などの目標を掲げて始まったものだという。通勤手段として自転車や徒歩、公共交通機関で通勤する職員に対して職員互助会が毎月500円のプリペイドカードを支給している。また、通勤用自転車の購入には1万円を限度に半額を補助する制度となっている。一方で、マイカー通勤者の通勤手当を減額したほか、自転車通勤者には1000円を増額する奨励策を導入している。さらに、条件整備の一環として、自転車増に備え、本庁舎の駐輪場は140台分増やし、約400台を止められるようにした。この結果、豊橋市全職員でみると、今年2月時点で19%だったエコ通勤者は、4月以降に28%へアップした。本庁舎に限ってみれば、昨年4月時点の39%から56%と増加が顕著だという。特に、自転車通勤は、ブームにも乗り、最も人気があり、昨年4月には全職員のうち393だったが、今年4月には702人と8割も増えたという。豊橋市人事課は「地球温暖化の原因防止対策として予想外に好調だ。1月からPRしてきた結果ではないか。今後は病院や消防といった不規則勤務の職場で、どう普及させていくかが課題である」とコメントしている。




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