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10群馬県
群馬大学で超小型電気自動車で地球温暖化の原因防止
群馬県にある群馬大学工学部で地球温暖化の原因防止につながる「次世代EV(電気自動車)研究会」が発足し、松村修二客員教授が中心になって、全長2.5メートルの1人乗り超小型電気自動車「Mag-E1(マギーワン)」の開発を進めている。地球温暖化の原因防止につながる電気自動車はエンジンの代わりにモーターと制御装置、ガソリンの代わりにリチウムイオンバッテリーを使って走り、走行中の地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量はゼロであり、使用電力の発電時排出量を含めても、ガソリン車に比べると約4分の1に抑えることができ、地球温暖化の原因防止対策として期待がかかっている乗り物である。電気自動車の普及への課題は、走行距離と価格であり、バッテリーをたくさん積めば距離は伸びるが、車体が重くなりエネルギー効率が悪くなり、充電に時間がかかるうえ、価格も跳ね上がることになる。研究会は走行距離に目をつぶり、地球温暖化の原因防止につながる電気自動車マギーワンの用途を近距離の移動に限定することにしてこれを解消しようとしている。さらには、徹底的なコストダウンを図り、電気自動車を低価格で気軽に乗れる原動機付き自動車に位置づけることで、大手自動車メーカーの電気自動車との差別化を打ち出した。
地球温暖化の原因防止につながる電気自動車マギーワンの大きな特徴は、シンプルな構造と軽さであり、フレームは難燃性マグネシウムを使用し、約28キロに抑えている。車輪の駆動システムとして、後輪にモーターを組み込んだ「インホイールモーター」を採用し、これは、トランスミッションやギアが不要で、一層の軽量化とコスト削減が可能になり、車体重量はわずか150キロに収まっている。地球温暖化の原因防止につながる電気自動車の最高速度は60キロで、家庭用電源でわずか30分で、専用の急速充電設備を使えば5分で充電できるという優れものである。地球温暖化の原因防止につながる電気自動車の走行距離はバッテリー1セットで30キロと行動範囲は限られるが、将来的に量産体制が確立できれば、100万円以下の価格も可能だという。群馬県は1世帯当たりの自動車保有台数が約1.68台と全国第3位で「街乗り用のセカンドカー」としての需要に期待がかかる。群馬県環境政策課によると、群馬県内のクリーンエネルギー(ハイブリッド・天然ガス・電気)自動車の登録台数は、2009年3月末に1万309台と、この10年間で約22倍に増えた。しかし、ハイブリッド車が全体の97%を占めており、電気自動車は10年前からわずか2台増の20台にとどまる。環境省によると、2008年度の日本の二酸化炭素(CO2)直接排出量約12億8600万トンのうち、自動車や船舶などの運輸部門の二酸化炭素(CO2)は約2億3600万トンと約20%を占めている。地球温暖化の原因防止対策には、運輸部門の二酸化炭素(CO2)排出量削減も課題となる。松村さんは「電気自動車は太陽光発電などの自然エネルギーを使えば、二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにできる可能性も持っている。移行期に一番フィットするのはハイブリッドだが、数十年先には電気自動車は必ず本格的に普及する」と話す。
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