TOPページ > 01地球温暖化の原因による異変 > 消え去る氷河 > 地球温暖化の原因によって北極の氷山が氷冠消滅

消え去る氷河

地球温暖化の原因によって北極の氷山が氷冠消滅

 地球温暖化の原因による気候変動が進むデンマーク領のグリーンランドで、氷床が解けて海に流出する氷山が10年間で約30%も増えたことが北欧や米国、カナダ、ロシア8か国でつくる北極評議会の調査でわかった。北極は地球温暖化の原因による影響を受けやすく、他地域に比べると気温上昇は倍以上になるという。このまま地球温暖化が進むと、2020年夏には北極点の氷冠が消滅するとの予測もでてきている。北極評議会が、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議CPO15)で公表したもので、グリーンランドから北大西洋などに流出した氷山は1995年には3300億トンだったが、地球温暖化の原因によって2005年に4300億トンに急増した。わずか20年前には、絶妙のバランスを保っていた氷床は1995~2000年に年平均500億トンずつ失われ、2003~2006年には年平均1600億トンずつ消失した計算になる。このまま地球温暖化が進むと、グリーンランドの氷床が解けて、2100年までに海面が5~10センチ上昇する可能性があり、最悪のケースでは20センチ上昇するという。地球温暖化の原因による南極やアルプスなどの氷床や氷河の融解分を加えると、海面上昇は約1メートルに達する。グリーンランドの氷床がすべて解けるのには3千年かかるが、海面を7メートル押し上げると考えられている。調査を総括したコペンハーゲン大のドータ・ダルジェンソン教授は「12万年前、グリーンランドの平均気温は現在より5度高かく、氷床は20%少なく、海面を2メートル分押し上げた。地球全体では気温は2度高く、海面は5メートル高かった。これは数千年かけて起きた気候変動で、それと同じことが次の百年で起きようとしている」と語った。このまま地球温暖化の原因が進み、地球全体で気温が4度上昇すれば北極圏では8~10度の気温上昇となり、その影響は想像を絶するとダルジェンソン教授はいう。1971年から6回にわたり英潜水艦による北極調査に参加した北極研究の権威である英ケンブリッジ大のピーター・ワダムス教授のグループの調査によれば、地球温暖化の原因によって2004~2008年に氷の厚さは68センチ薄くなり、「2020年夏には北極点まで船で航行できるようになる」と予測している。
貸しデジタルビデオカメラレンタル情報トラックレンタカーレンタル情報貸し子供服レンタル情報




トラックバックURL: