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22静岡県

静岡県富士市で地球温暖化防止対策の廃食用油の拠点回収

 静岡県富士市では、地球温暖化原因対策の一環の取組みとして、燃えるゴミを減らし、資源の有効利用を進めるため、2008年12月から市内10カ所の拠点で廃食用油の拠点回収を始めた。回収拠点となるのは、環境クリーンセンターやスーパー、ガソリンスタンドなどとなっている。これまで捨ててしまっていた家庭で使用した天ぷら油を2Lまでのペットボトルなどフタ付きの密閉できる容器に入れて、近くにある各回収拠点まで持ち込んでもらい、毎週水曜日に市が各拠点から廃食用油を回収するとしている。回収した廃食用油は、専門の再生処理事業者に引き渡し、専用設備を使用してバイオディーゼル燃料(BDF)に精製して再利用する。静岡県富士市では、他市の実績から、1カ月あたり425Lを回収できると見込んでいる。静岡県富士市では、この取組みによって、可能な限り少しでもガソリンや軽油などの化石燃料の使用を減らし、二酸化炭素などの温室効果ガスを減少させて地球温暖化の防止に寄与したいとしている。


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