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地球温暖化のメカニズム
地球温暖化防止の京都メカニズム案件を承認
経済産業省に申請されていた地球温暖化防止のクリーン開発メカニズム(CDM)及び共同実施(JI)にかかるプロジェクト14件が、平成20年8月26日までに京都議定書の「京都メカニズム推進・活用会議」で承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
CDM事業及びJI事業は、各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の取り組みで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
今回承認されたのは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(インドネシアで1件実施)、三菱UFJ証券株式会社(インドネシアで1件実施)、日本カーボンファイナンス株式会社(マレーシアで1件、スリランカで1件実施)、三菱商事株式会社(中国で1件、インドで5件実施)、丸紅株式会社(中国で1件実施)、エコセキュリティーズ日本株式会社(中国で3件実施)--の14件のプロジェクト。
今回の承認分までで、日本の正式な京都メカニズム承認案件数は378件、全承認プロジェクトの年平均CO2排出削減量の合計はCO2換算で12,565.5万トンとなった。
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