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地球温暖化のメカニズム

京都メカニズム推進・活用会議

 経済産業省及び国土交通省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)にかかるプロジェクト18件が、平成20年6月20日~7月18日までに「京都メカニズム推進・活用会議」で承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDM/JI事業は、各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の取り組みで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要となっている。
 今回承認されたのは、丸紅株式会社、東洋エンジニアリング株式会社、住友商事株式会社、東京電力株式会社、三菱商事株式会社、東北電力株式会社、オリックス株式会社、信越半導体株式会社、株式会社ユーラスエナジージャパン、株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ、カーボンキャピタルマネジメント株式会社、豊田通商株式会社、三井物産株式会社、関西電力株式会社、清水建設株式会社が実施する18件のプロジェクト。
 今回の承認分までで、日本の正式な京都メカニズム承認案件数は363件、全承認プロジェクトの年平均CO2排出削減量の合計はCO2換算で12,454.7万トンとなった。




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