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地球温暖化のメカニズム

中小事業所向けVOC処理技術

 環境省が進める「環境技術実証モデル事業」で、平成19年度に(財)東京都環境整備公社及び(財)九州環境管理協会が実証試験を実施した中小事業所向けVOC処理技術分野の試験結果報告書が両者によってまとめられ、20年4月25日までに環境省の承認を受けた。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回評価対象とした中小事業所向けVOC処理技術とは、中小の塗装、印刷、工業用洗浄、クリーニング工場などから排出されるVOCの処理技術のうち、低コスト・コンパクト、メンテナンスが容易で、商業的に利用可能な、分解方式、除去・分離方式、その組み合わせ方式の技術か臭気物質の除去を目的としたVOC処理技術。実証対象技術としては(株)吸着技術工業開発の「マックスオゾンリアクター」、(有)アマリ精工開発の「高温酸化触媒方式VOC脱臭処理装置」、ワイピー設備システム(株)開発の「酸化エチレン排ガス処理装置」の3件が採択されていた。
 今回承認を受けた試験結果報告書には、それぞれの実証対象技術の概要、試験条件、排ガス処理性能など実証試験結果、運転により発生する環境負荷、維持管理性能などが示されており、その全文は、環境技術実証モデル事業ホームページや東京都の環境技術実証モデル事業のページからダウンロードが可能となっている。




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